住宅ローンを考える時に金利や保証料、事務手数料だけではなく、実は様々な特典があります。
特典が最終判断にはならないかもしれないですが、同じ条件で迷った時の後押しになることもあるのかも?
最近では携帯会社と銀行が合同会社を立ち上げて住宅ローンの取り扱いをはじめています。
また、楽天ポイントやTポイント、dポイントなど各種ポイントサービスも様々な店舗で使えるようになってきており、住宅ローンとの連携も拡大しています。
普段使っているポイントがあればそのサービスの利用も含めて検討してみるのも良さそうですね。
では、住宅ローンの特典として、docomo、softbank、auユーザーにとってどのような住宅ローンの特典があるのか?
またポイントはどのようなサービスがあるのか紹介していきます。
目次
ドコモ、ソフトバンク、auと住宅ローンの特典
auと住宅ローン
ドコモとソフトバンクとauのユーザに対して、明確に住宅ローンのサービスを先駆けて打ち出しているのは、auです。
au住宅ローンは、三菱UFJ銀行とKDDI共同で設立したインターネット銀行である「auじぶん銀行」の住宅ローンです。
auユーザーへの特典は、毎月500円のキャッシュバックが5年間受け取れるというものです。
こちらのサービスは、新規の住宅ローンの申し込みでも、借り換えの申し込みでも適用されます。
SoftBankと住宅ローン
続いて、ソフトバンクと住宅ローンです。
ソフトバンクは、みずほ銀行と共同出資して「J.Score」を設立と2016年にニュースになっていました。
その時には、2017年前半頃に、事業を開始するとの話しがありました。
一部では、2017年春とありましたので、そろそろですかね。
すぐに住宅ローンの取扱いが始まるのかは分からないですが、近い将来に登場すると思って良いのかと思います。
※2019年11月現在、融資商品はスタートしていますが、「住宅ローン」の取り扱いはありません。
docomoと住宅ローン
そして、ドコモと住宅ローン。
ドコモは、今のところ共同出資という話しはなさそうです。
ですが、スルガ銀行が運営するDバンク支店というdポイント応援バンク
というサービスがあります。
実はこのdポイントのサービスは結構な勢いなのですが、口座開設で1200ポイント。300万円以上の定期預金で毎年5000ポイント。
そして住宅ローンでは、年末借り入れ残高に応じて、契約から最大20年間毎年8000~40000ポイントをもらえるというもの。
住宅ローン減税みたいな仕組みですね。
ちなみに、この住宅ローンの商品名は、「dポイント付きダイレクトスーパーホームローン」となっています。
格安SIM携帯と各種ポイントサービス
格安SIMで様々な会社が乗り出してきておりますが、住宅ローンと関連するものでメジャーなサービスでは楽天モバイルでしょうか。
楽天銀行の住宅ローン商品の取扱があります。
楽天モバイルと住宅ローンとの間では、直接メリットはなさそうですが、楽天銀行のハッピープログラムのランクアップがあがります。
ランクが上がると楽天ポイントがたまりやすくなるという点で、楽天のヘビーユーザーには、メリットも大きいかもしれません。
また、住宅ローンの取扱を開始したヤマダ電機もヤマダニューモバイルと言う名前でスマホの扱いがあります。
ヤマダポイントサービスにてポイントが貯まるという仕組みです。
住宅ローンでどの程度のポイントが貯まるかは気になるところですが、それも合わせて家もローンも家電も電話もヤマダ電機ということが実現できます。
ヤマダ電機の住宅ローンについては、ヤマダ電機の住宅ローンフラット35の金利と変動金利の取扱いは?メリットデメリットを考える。に記載してます。
2017年4月から開始された住宅ローンのサービスとなっています。
Tポイントと住宅ローン
日常品をヤフーショッピングで買っていたり、ヤフオクを頻繁に使っていたりする方にとっては、Tポイントの活用をしたいところではないでしょうか。
そんな時に嬉しいサービスが用意されていて、
新生銀行が、「Tポイント×住宅ローン」の特典を展開してます。
毎月1000ポイントずつ受け取れて、それが10年間続くパワフルなもの。
合計で12万ポイントがもらえます。
Tポイントは使えるお店も多いですし便利ですよね。
ただし、ステップダウン金利タイプ(固定金利)を申し込む必要があります。
詳しくは、公式HPでご確認ください。
この他にも、住宅ローンの借り入れ金額に応じて最大20000ポイントをもらえるプログラムもあります。(2019年1月現在)
関連:新生銀行の住宅ローンの特徴!安心パックを分かりやすく解説!本当のメリットは・・・?
イオングループとイオン銀行の住宅ローン
最後にご紹介するのが、イオン銀行の住宅ローン。
イオンのヘビーユーザーも多いですよね。
至るところにスーパーなどの店舗がありますし、コンビニとスーパーの間のような「まいばすけっと」も便利です。
その日常の買物が、全部5%オフで毎日買えるというのが、イオン銀行の住宅ローンの特典。
金額に直すとまさに人それぞれですが、毎日の食費や雑費などイオングループで買っている方にとっては、このサービスが故に、イオン銀行の住宅ローンにするというのはありではないでしょうか。
仮に食費と生活費をイオングループで買っているとして、月に50000円分買っていたとすると、月に2500円分お得になります。
年間で、30000円。住宅ローン35年だとすると、105万円。
使用頻度とイオンの今後の展開にもよりますが、生活次第ではかなりの節約が可能なのかもしれないですね。
先日もニュースで、株主優待でイオングループの買物が安くなるので、株を売らずに持ち続けている人がいるというニュースを見ました。
そのサービスは株主優待ではなくても、住宅ローンで実現できるサービスとなっているわけですね。
関連:イオン銀行の住宅ローンのメリットはイオンラウンジ?特徴まとめ!
まとめ
住宅ローンと様々な特典について紹介してきましたが、結構なインパクトのある特典があるにも関わらず意外と知らないことってあるのかなと思います。
そして、生活に密着している「ポイント」ですが、Tポイントやdポイント、楽天ポイントなど、使える店舗はかなり広がっています。
そのポイントを活用した特典を住宅ローン様々取り入れてきています。
注意点としては、このような特典は、知らないと活用できないケースも多いと思います。
例えば、スルガ銀行の「dポイント付きダイレクトスーパーホームローン」は、dポイント付きの商品ということで通常の住宅ローンとは、別の商品になっていますので、まさにこれを申し込む必要があるわけです。
どこの銀行でローンを組むかを考えると、どんどん複雑化してきていますので一概にどこの銀行が良いとは言えなくなってきていますが、
逆に考えると個々のライフスタイルを基準に、住宅ローンを検討すると、より良いサービスが出てきているということかもしれないですね。