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東京オリンピック2020で新設される会場と設計者一覧

オリンピック新設会場

東京オリンピック2020

東京オリンピックは当初の計画に対して、実施予算がふくらみすぎて問題になっていましたね。

それゆえ、新設予定でとりやめたものも多いですが、予定通り建設が進んだものも多いです。

では、実際に建設されているものの設計は誰がやっているのでしょうか?

新国立競技場は、隈研吾先生が設計で話題となりましたが、他の競技場はどうなっているのかまとめてみました。

新設される競技場と設計者一覧

オリンピックアクアティクスセンター

オリンピックアクアティクスセンター

出典:Tokyo 2020

オリピック・パラリンピックともに「水泳」が行われる施設です。

こちらの設計は、

大林・東光・エルゴ・東熱異業種特定建設共同企業体

(株式会社大林組一級建築士事務所、株式会社昭和設計東京事務所)

となっています。

ちなみに、施工も同様に、大林・東光・エルゴ・東熱異業種特定建設共同企業体です。

当初の予定通りの計画を実施しています。

海の森水上競技場

海の森水上競技場

出典:Tokyo 2020

ボートカヌー(スプリント)の競技場となる、海の森水上競技場。

設計は、東洋建設株式会社一級建築士事務所

施工は、東洋建設株式会社関東建築支店

引用元:https://www.kensetsu-databank.co.jp/

海の森水上競技場は、当初の計画よりも、整備規模を縮小しての計画となっています。

場所は、当初の予定どおりの場所への整備です。

有明アリーナ

有明アリーナ

出典:Tokyo 2020

バレーボールや車いすバスケットボールに使われる予定の有明アリーナ。

計画どおりの新設となっています。

設計は、株式会社竹中工務店東京一級建築士事務所

施工は、竹中・東光・朝日・高砂異業種特定建設企業体

(代表者:株式会社竹中工務店東京本店)

となっています。

葛西臨海公園 カヌー・スラローム会場

カヌー・スラローム会場

出典:Tokyo 2020

カヌー(スラローム)の会場となる施設です。

葛西臨海公園に隣接している都有地への新設となっています。

設計は、パシフィックコンサルタンツが受諾しております。

施工は、鴻池組・西武建設・坪井工業JV

です。

大会終了後はレクリエーション施設としての運用となるとのことですので、葛西臨海公園のプレイスポットが強化されますね。

それも一つの楽しみです。

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大井ホッケー競技場

大井ホッケー競技場

出典:Tokyo 2020

オリンピックのホッケー 。

パラリンピックの視覚障害者5人制サッカー、脳性麻痺者7人制サッカー

が行われる予定となっている、大井ホッケー競技場。

当初の計画どおり新設予定となっています。

設計は、株式会社梓設計一級建築士事務所。

施工は、未定。

ちなみに、株式会社梓設計一級建築士事務所は、デザイン性豊かな作品が多く、

福岡県北九州市のTOTOミュージアム。

TOTOミュージアム

出典:http://www.azusasekkei.co.jp

つくばみらい市立陽光台小学校のハーフオープンスクール。

つくばみらい市立陽光台小学校

出典:http://www.azusasekkei.co.jp

函館蔦屋書店。

函館蔦屋書店

出典:http://www.azusasekkei.co.jp

など、話題となった数々の作品を手掛けている設計事務所です。

アーチェリー会場(夢の島公園)

アーチェリー会場は、予定通りの計画地での新設となります。

設計は、景デザイン研究所。

この景デザイン研究所は、上野動物園ツル舎前休憩所や公園などの広場の設計行ったり、

PAの休憩施設などの設計の実績などもある設計事務所です。

アーチェリー会場という独特な建築物とは思いますが、同じ建築と言っても様々な建築があり、

またそれを得意とする設計事務所があるのだなと感心させられます。

武蔵野の森総合スポーツプラザ

武蔵野の森総合スポーツプラザ

出典:Tokyo 2020

近代五種(フェンシング) が行われる予定となっています。

こちらは、 新設時の 計画どおりの建設となります。

オリンピックの招致が決定される以前からもともと建設が計画されていたものです。

設計は、日本設計。

施工はメーンアリーナ棟が竹中工務店・奥村組・株木建設・白石建設・東起業JV、

サブアリーナ・プール棟が鹿島・東急建設・TSUCHIYA・京急建設JV

が担当しています。

ちなみに、JVとは、(joint venture、ジョイントベンチャー)のことです。

新国立競技場(オリンピックスタジアム)

新国立競技場(オリンピックスタジアム)

出典:Tokyo 2020

最も注目を集めている、新国立競技場。

オリンピックスタジアムです。

こちらは、オリンピックでは、陸上競技、サッカーの会場。

パラリンピックでは、パラ陸上競技の会場となっています。

設計は、隈研吾建築都市設計事務所をはじめとする、

大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体

(代表者:大成建設株式会社一級建築士事務所)

となっています。

関連:新国立競技場の工事。現在の進捗状況を見てきたが完成予定は・・・?ちなみにグーグルストリートビューが面白いって知ってた?

施工は、大成建設株式会社東京支店

です。

関連:新品川駅や新国立競技場の設計者、隈研吾の個人住宅作品はあるのか?依頼は可能?

梓設計はこちらの設計も共同で手掛けています。

有明体操競技場

有明体操競技場

出典:Tokyo 2020

オリンピックの体操競技と、パラリンピックのボッチャが予定されている有明体操競技場。

設計は、清水建設株式会社一級建築士事務所。

施工は、清水建設株式会社東京支店

となっています。

 

有明BMXコース

こちらは、新設はされますが、仮設という形で、大会時にBMXコース整備される予定とのことです。

そのさいに約5,000席の観客席が設けられる予定です。

 

選手村

オリンピック選手村

出典:http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/sensyumura/index.html

こちらは、村という名のとおり、街並み一式をごそっと建設する計画ですので、様々な設計、施工が入っています。

まるでリアルシムシティのように壮大なスケールです。

入っている企業は、日本を代表する大手ゼネコンが軒並み入って建築中です。

オリンピックの楽しみも一つありますが、大会終了後にも一つのスポットとしての楽しみが広がりますね。

新設中止となった計画

その他、当初計画されていた下記施設に関しては、新設中止となっています。

夢の島ユースプラザ・アリーナA

夢の島ユースプラザ・アリーナB

若洲オリンピックマリーナ

この他、上記でもあるように予算削減の為、規模縮小の運びとなっています。

規模縮小とは言っても、オリンピック会場付近へ行くと、ものすごい勢いの建設ラッシュを体感することが出来ます。

この東京オリンピックが開幕されるこれから約3年間の間のみ体感できる壮大な雰囲気でした。

よく映画で見るような、高度経済成長期の日本を見るような、独特の空気感です。

普段あまり、建設現場に注目してみないかもしれないですが、今しか見れない情景ではありますので、もしも近くによった時は気にしてみてみるのも良いかもしれないですね!

(このコンテンツは2018年に執筆しました。)

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