自宅の新築一戸建てを注文住宅で建てて、早くも数年の月日が流れました。
この2年間、実際に生活をしていく中で、新築時に良かれと思って計画したが失敗した点。逆に成功したなと思っている点、安易に決めすぎて後悔している点をレビューしていきます。
これから、新築を計画している方の参考になれば幸いです。
目次
新築時によかれと思って計画したが、失敗だった点
まずは、新築時にじっくり考えた結果良かれと思って計画したけど失敗したなぁと思う点から紹介していきます。
失敗はしたけど後悔するほどではない程度の失敗例です。
コンセントの数が多すぎた!
コンセントの数が足りない!というのは嫌だなと思って、コンセントの数はかなり多目にとりました。
とりましたが、多すぎて要らないコンセントも多々あってもったいなかったなぁという失敗です。
その中で、特に要らなかったのが、階段まわりのコンセントです。
階段まわりにコンセントを設けた理由は、掃除機用のコンセントで1~2F、2F~3Fとどこからスタートしても大丈夫なように、1、2、3階のそれぞれに、掃除機専用ともいえるコンセントを用意していました。
「コードレスの掃除機で良いんじゃね?」という意見もその時出ましたが、「コードレスだと吸引力が弱くて嫌なので・・・」という理由でコンセントを設けました。
実際に住んで掃除をしてみると、コードありの掃除機で階段を掃除するのが想像以上に大変。
大変すぎるので、コードレスで強力な掃除機を購入することになりました。
結果的に、コードレスの掃除機が秀逸だった為、掃除機は完全にコードレス化した我が家。
コンセントが無駄になったという失敗例です。
ちなみに、階段の掃除も楽にできて吸引力も満足している掃除機はこちら。
ダイニングテーブルの照明の位置
ダイニングテーブルのところの照明にペンダントライトを選んだので、その時には照明の位置は検討したはずでした。
はずでしたが、実際に生活をしてみると、検討した位置では、部屋のバランス的に使いにくいということに・・・
結果、ダイニングテーブルと照明の位置がズレてしまっていまいちな感じです。
じっくり検討したけど、生活していく中で気づけた位置の問題なので、後悔まではしていません。
ですが、ライティングレールを入れておけば良かったかなぁと思ってはいます。
今後、ダイニングテーブルも買い替えたいなぁと思っているので、それによっても位置は変わってきます。
そう思うと、ペンダントライトを使いたい場合は、ライティングレールとの組み合わせがおすすめかなと思います。
・勾配天井よりも屋上
勾配天井というのは、屋根の形状に併せて天井が斜めになっているものを指します。
我が家で勾配天井を取り入れた理由は、屋上の面積を予算的に減らそうと思ったことと、その分屋根ができるので、勾配天井にして天井高を高くしてかつ遊び心もあるので、勾配天井を選択しました。
ですが、「遊び心はすぐ飽きる。」という残念な結果に。
完成時の満足感はありましたが、今となっては、実用的に使える屋上の面積をその分無理してでも広げればよかったなぁと思ってたりします。
まぁ予算的なこともあったので、仕方ないかなぁと思える点もあり後悔まではいかないですが、、、
新築計画において成功した点!
続いて成功した点もいくつか紹介しておきます。ほとんどのところは満足しているので成功例をあげるとキリはないですが、その中でも大成功だと思っているところを紹介していきます。
・ガス乾燥機の導入
当ブログでも度々紹介しているので、ここではあまり細かく紹介しませんが、ガス乾燥機(かんたくん)の導入は大正解だったと思っています。
関連:かんたくん(ガス乾燥機)の口コミとレビュー!本気でオススメです。
新築時から取り入れたことによって、排気の配管を天井を通して設置できたことなど、新築時に取り入れるメリットはあったと思っています。
もともとほとんどの洗濯は、ガス乾燥機でやる予定だったので、屋上やバルコニーへの物干し金物の設置もしておらず、バルコニーがすっきりしているのも派生した成功例です。
とは言え、乾燥機にかけたくないものもありますが、それはホスクリーンで対応。干したい時だけ室内干し(正確には、室外の天井面に設置)できているので、スッキリしています。
1階の和室
1階に和室をつくりました。客間としても使えるようにと思って和室を1階に設置。
家族の寝室は3階に用意したつくりです。
生活してから気づいたことですが、夏場の3階は本気で寝苦しい。特に2018年の猛暑は過酷でした。
3階が暑いのはもちろん想定内ですし、エアコンあれば寝れないことはもちろんないです。
ないですが、夏場だけこの1階の和室で布団並べて寝てました。1階と3階でかなり温度差がありますので、1階の和室で夏場寝るのは割と良いんですよね。
夏休み気分を味わえるというか、日常の中でもちょっとした変化があり、子供も楽しんでいました。
思わぬ成功例が、1階の和室だったなと感じています。
後悔している点は間取り!
では、続いて後悔している点を見ていきましょう!
後悔といえるのは1点のみ。間取りによるものです。
間取りは当然じっくり考えましたが、考えすぎて改悪となっていくのをおそれた為、ある程度考えた後は、印象で決めた部分もあります。
ですが、その点に後悔を感じています。
やはりもう少し考え尽くせばよかったのなぁと思える点があります。
具体的には、浴室と坪庭の位置配置の関係です。
坪庭を家の端に取るか、真ん中に取るかだけの違いなので、結果的に端にとりました。
ですが、後悔している点としては、逆だったかなぁと思っています。
概念図はこんな感じです。
細かいといえば細かいんですが、細かいこだわりを反映できるのが注文住宅だとするとやはり後悔のポイントではあります。
後悔しているポイントの真意には、坪庭にはプライベート感をもっと高めたかったという点が言えます。
あとは、地窓を使いたかったのですが、結局使うところがなくて使わないという選択でしたが、この配置を逆にしておくと、洗面室から坪庭に向けて地窓を採用することで、
プライベートな坪庭が地窓を通して見えるという状況が作れたかなと思い後悔のポイントとなっています。
個人的にもプライベート坪庭は憧れていた部分でもあったので、憧れを憧れのまま残してしまったのが後悔のポイントと言えそうです。
まとめ
以上、我が家の失敗例と成功例、後悔している間取りについて紹介していきました。
家づくりの参考になれば幸いです。
総じて、思うことはプランをもっと検討すればよかったという点です。
仕様など内外装に関しては、リフォームでどうにでもなるという安心感からか、失敗したなぁと思ってもあまり後悔はありません。
ですが、間取りに関しては変えようがないので、後悔したと感じやすい点と体感的には思います。
もっと色々な設計士のアイデアも取り入れて考えても良かったなと言うことを数年たった今、思いますね。
家づくりは、住んでからの生活の為のものではありますが、家づくりそのものも、生涯におけるイベントとして楽しめるものだと思っています。
より素敵な経験と思い出となるように、展示場に行ってみるとか、複数の工務店に相談するとか、家づくりそのものも楽しむのもおすすめですよっ!