東京都知事に就任した小池百合子都知事が、力を入れると話した「木密地域」の解消。
この木密地域ってそもそも何なの?
という方も多いのではないでしょうか。
なかなか聞きなれない言葉なのかもしれませんが、
木密地域の解消のために不燃化特区を定めて手厚い助成金を出して建替えを勧めていますので、じょじょに浸透しているようにも感じます。
今回は、「木密地域」とは?をテーマに木密地域に潜むリスクについて紹介していきたいと思います。
木密地域とは?そもそも読み方は「もくみつちいき」です。
「木密」・・・そもそも読めない方も多いようですが、パッと見では分からないですね。
読み方は、モクミツです。
略語なので、木密地域のフルネームは、「木造住宅密集地域」となっています。
木造住宅密集地域とは、どういう地域かと言うと、文字通り、木造が密集している地域のことなのですが、百聞は一見に如かずということで写真で見てみると・・・
こんな感じ。
狭い道路の中に木造の建物が密集して建っている状況の街並みです。
これらの地域は戦争中に比較的被害を免れて、戦前の建物が多く残っている地域に多いようです。
木密地域の解消のために設けられている補助金制度
木密地域を解消するために各自治体で、不燃化特区という地域を制定して、補助金を出すので住宅を建替えませんか?
という制度を行っています。
しかもこの補助金の額が、かなり大きいです。
自治体にもよりますが、建替えに対して出る補助金額が、400万円や500万円など数百万円規模での補助金が出る場合も多いです。
それほど、東京都が自治体と一丸となって力を入れている制度があります。
逆に言うと、それだけ木密地域は高いリスクを抱えているということになりそうです。
木密地域の東京都の説明動画がすごい・・・。
破格の補助金を出してまで進める東京都の木密地域の建て替えですが、建替えるとどういう理由で木密の解消につながるか?を考えていきます。
建築するルールとして、4m未満の道路に接している場合、道路を4mにするために、中心から2m下がって建ててくださいね。というルールがあります。通称セットバックです。
また、都内の場合、防火地域、準防火地域というエリアが設定されており、その中で新築する場合、準耐火構造か耐火構造で建てるというルールがあります。簡単に言うと、「火に強い構造で建ててください。」ということです。
以上の2点から、建替えると必然的に道路が広がり、火に強い建物(燃え広がらない住宅)が建ちます。
また道路を広げたいのは、燃え広がりにくくするのも一つの理由ではありますが、消防車や救急車など緊急用車両が通れるようにしたいという理由からです。
では、どれほどのリスクが木密地域に潜んでいるかを知るためには、東京都が作成したシュミレート動画がとても分かりやすいです。
というか怖すぎます。。。。
首都被災~木密地域に潜む災害リスク~
リアルすぎて怖いですよね。。。。
首都直下型地震が起こるといわれている以上知っておきたい危険です。
木密地域って、実はかなり危険が潜んでいるキーワードです。
なので、不燃化特区で建替えを検討している方には、手厚い補助金制度がありますので、是非積極的に活用して欲しいと思います。
関連:防火地域と準防火地域とは?違いを分かりやすく説明します!
また、木密地域には、防火地域や準防火地域という指定もあるはずですので、新築する場合どの地域にあたるのかも把握しておきたいですね!