中古住宅の購入促進の為の補助金制度が新たに新設される見込みになりました。
今回の補助金は、珍しく年齢制限があるとのことです。
金額にして50万円を上限とした制度となります。
この記事では、対象となる中古物件の要件や購入時期について紹介していきます。
中古住宅購入における50万円の補助金の対象要件は?
中古住宅購入での50万円の補助金制度に関しては、2016年8月22日現在、まだ本決まりではありませんので、本決まりの詳細はまた今後に発表となります。
今のところ出ている制度の概要としては、
購入者の年齢が40歳未満。
住宅診断(インスペクション)を実施していること。インスペクション費用は補助対象。
耐震や省エネなどに応じてリフォーム工事費用補助として最大50万円。
とあります。
住宅診断による安心を確保することで中古住宅の流通の安心感を見出して、耐震化や省エネ化をすすめることで、住宅としての性能水準を高めていくという目的が感じられますね。
関連:中古住宅の診断・ホームインスペクションとは?費用と調査項目について
820万戸と言われる空き家を解消するための具体的な国の対策というわけですね。
中古住宅購入の補助金はいつから?
さて、この中古住宅の購入に対する補助金制度はいつから始まるのでしょうか?
時期ですが、2016年の秋の臨時国会に提出し、そこでの成立をもって制度の本決まりとなります。
そして、実際にその制度が施行されるのが、2016年内ではないかというスケジュール感とのことです。
過去の流れからすると、報道される時点では概ね決まっている内容であることが多いので、おそらくこの新制度は、はじまるものと思われます。
詳細の始まる時期や制度の運用方法、売買契約やリフォーム時期など補助金制度の対象となる具体的な日付については後日の発表をもって・・・
となりますので、今まさに検討している方にとっては、いつからか?の正式発表を一刻も早く知りたいところかもしれないですね。
今後の情報を注意して待ちたいと思います。
※詳細は決まって運用開始されました。
→住宅ストック循環支援事業補助金とは?分かりやすく説明![2017年]
中古住宅購入の補助金は何歳まで?
中古住宅の購入の補助金制度において、年齢制限があるのは珍しいと思います。
実際に何歳までが補助対象となるかというと40歳未満です。
つまり、20代、30代を主なターゲットにしているわけです。
この年齢制限の狙いとしては、「若年層に使えるお金を増やすことで経済の流通を加速すること」があげられています。
確かに、50万円の補助金をそのまま使えるとしたらかなり嬉しい金額。
また中古住宅を購入することで、新築よりも費用を抑えることが出来ること。つまりは、毎月のローン返済以外に使えるお金も増えるということも言えると思われます。
仮に35年の住宅ローンで4000万円の物件を買うのと、3000万円の物件を買うのでは、月々のローンの差額にすると106,058円と79,544円と実に、26,514円もの差額になります。(0.625%の金利で計算)
毎月26,514円もらえるとしたら何に使います???
と考えると安心な中古住宅を購入するメリットは大きそうです。
中古住宅を購入するなら知っておきたいホームインスペクションについては下記にて紹介してます。
はじめまして、まいパパさん。
質問させて下さい。今月の10月末に中古マンションを購入し、リフォームする予定です。リフォームは12月に完了予定です。私のケースではこの補助金の対象外になってしまうでしょうか??
さすけ様。
ご質問ありがとうございます。
購入の時期とリフォームの時期によって、補助金の対象となるかどうか。という質問だと思いますが、
現時点ではまだ制度の詳細が確定していないので、なんとも言えません。
まさに今国会が開催されていて補正予算の決定が10月11日になるという予想もあります。
なので、そろそろ補助金制度の決定はされるとは思いますが、対象となる契約日や期日の詳細の公表はもう少しかかるかもしれません。
実際に対象となるかどうかは、制度の公式発表で売買契約、リフォームの工事請負契約、着工、完工などの定める期日に応じて、あてはまるか確認するという流れになります。