ネットを見ていると、「家あげます。」という情報に出くわすことがあります。
家を無料であげる!?
ということに若干の違和感を覚えるものの、当然からくりはあって、本当にあげたがっている家や土地の情報って出てきます。
理由は、不動産ではなく、負動産だからということにつきます。
ここでは、負動産とは何なのか?「家あげます。」にはどういうからくりがあるのか見ていきます。
また、負動産が資産に化けた話もありますので併せて紹介していきます。
「家あげます。」の理由は何?
家を売りますなら普通ですが、家をあげますというのは、どういうことか?
家をあげますというのは、一見嘘のような話に感じますが、実際に掲示板などに嘘の書き込みもありました。
有名な話だと神戸の家をあげますという嘘の情報を流したら思いの外特性作業がネット上で始まってしまい慌てて謝罪したという話しもありました。
「家 あげます 神戸」と検索ワードに出てくるのはこれのことです。
怖い話というのは、霊的な話も絡めていわくつきなので・・・無料でも良いのであげます。
という話しですね。
いわゆる事故物件のたぐいになりそうです。
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ですが、ここで紹介したいのは、デマ情報や事故物件の話しではなくて、「本当に家をあげます。」という理由です。
様々状況はありますが、家をあげたい理由は、突き詰めると1つです。
それは、固定資産税を払わないといけないから。
使わなくなって持っているだけで、貸すわけでも、畑などで利用するわけでもなく、ただただそこにあって、税金がかかる状況になっているので、「無料でも良いので家をあげたい。」という状況になります。
負動産とは?
使わなくなって税金がかかるのであれば、貸したり売ったりすれば良いのでは??
と言う疑問があるかもしれませんね。
都心や郊外であっても駅近く、国道沿いなど、利用価値が高いところであれば、貸すことも売ることもできるでしょう。
それであれば、無料であげる必要はありませんし、駐車場として利用するとか、賃貸住宅にするとか利用価値もありそうです。
あげたいほどの家になっている負動産というのは、利用価値がほとんどないような場所で、売っても売りてがつかず、賃貸にしても借りてがつかず、人も車も通らないような不動産のことを言います。
つまり、手放したくても手放せないどうしようもない不動産が負動産です。
過疎地の負動産はイメージがしやすいかと思いますが、もうひとつの種類の負動産が、バブル時代に別荘として販売されていた郊外のリゾートマンションです。
このマンションは、バブル時代には高額で売買されており、使わなくなったら売れば良いという幻想のもと販売されておりました。
ですが、バブルが弾けて価値が低下し、築年数も経過するにつれてリゾートの華やかは失い、老朽化だけが目立つように。
さらに、追い打ちをかけるのは、固定資産税に加えて、管理費・修繕費の毎月の支払い。
さらには、リゾート地として温泉を利用しているところの場合、温泉の施設費までかかることも。
持っているだけで、毎月毎月お金が出ていってしまうのが負動産のおそろしいところです。
もちろん、同じ施設であっても利用しているとか住んでいるということがあれば話しは別です。
利用もなく、行くこともほとんどない場合、「無料であげてもよっぽとメリットがある。」という状況になります。
これが、「家、あげます。」のからくりです。
ちなみに、こんな「家はいらないよ~」という方にとっても、そこが地元であるとか、田舎で暮らしたいとか、ニーズがある人にとっては当然お得に家を持てるわけです。
そういう方にとっては、「家あげます。」はお得な情報なりますよっ!
負動産が資産に化けた話
負動産を持ってしまったら、おしまいなのかというと、そうではなく、まさかの資産に転じた話があります。
負動産所有者にとって、思わぬ光が差し込んだのが、産業用の太陽光発電です。
固定買取制度が始まって依頼、さまざまな企業が太陽光発電所の建設に乗り出しました。
その結果、負動産として持っていた土地が、収益を産むようになった話しが相次ぎました。
なかには、土地を買い取っての太陽光発電だと収益が合わない為、借地で貸して欲しいという声がかかった土地もありました。
負動産で、なかば諦めていた土地が資産を産む土地に化けた話しです。
もしも、負動産を持っていてお困りでしたら、太陽光発電での利用を検討してみてはいかがでしょうか。
年々固定買取制度の価格は下がってはきていますが、何もせずに固定資産税だけ毎年毎年払うぐらいなら、せめて固定資産税分だけでも稼いでくれる土地になったらありがたいですよね。
その場合、太陽光発電にかける費用も回収しないといけないので、設置費用をいかに安く押さえるかが重要になってきます。
そのために、信頼できる複数社から見積りを取ることが重要になってくるのですが、信頼できる業者を知っていることの方が珍しいと思います。
ソーラーパートナーズはそこに焦点をあてて、信頼できる業者選びを行って、信頼できるところのみ見積りが取れるようなサービスを実現しています。
まずは、収支が合うのか?負動産が資産に変わる可能性はあるのか?を調べてみてはいかがでしょうか。
→【住宅用・産業用】ソーラーパートナーズ
毎年毎年悩まされる固定資産税のストレスから解放されると良いですね!