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震度は海外にもある?外国の地震がマグニチュードで報道されるのはなぜ?

震度、海外

海外の地震のニュースでは、震度という表記はなくて、全てマグニチュードの表記であることに気づいていますでしょうか?

震度とマグニチュードの違いを知るまでは、あまり気にはしていなかったのですが、外国の地震の報道はすべてマグニチュードです。

震度という報道がないのはなぜでしょう?

今回は外国での地震の表記について紹介していきます。

震度は日本だけ?そもそも海外には、震度という表記はない?

震度という表記は、日本以外にもありますが、共通する計測方法の震度を使っているわけではありません。

つまり、震度は、国によって、地震の強さがバラバラということですね。

そのため、海外の地震の報道では、震度の表記をしません。

震度の基準が違うので、ややこしくなります。

なので、海外の地震の報道では、国際基準であるマグニチュードで地震の揺れの強さを表記することになっています。

 

2017年、2022年のメキシコでの大震災は、マグニチュード7.1。

2010年のチリ大震災は、マグニチュード8.8。

2004年のスマトラ沖大震災では、マグニチュード9.1。

というようにすべてマグニチュード表記となっています。

そして、マグニチュードと一緒に必ず報道されるのが、震源地の場所とそこから主要都市との距離です。

マグニチュードの大きな地震が起こっていたとしても、震源地が都市部から遠く被害があまりなければ、そんなに報道はされていません。

ですが、実は、マグニチュード7以上の地震は、世界中(地球上)でみると月に1回ぐらいは起こっているようです。

参考:海外の大きな地震

結構、驚くほどの回数の地震があるんですね。

ですが、

宇宙からみた地球という規模から見てみると、高速で自転しながら公転しているわけですし、プレートは日々とてつもないエネルギーのもと動いているので、もしかしたら当たり前なのかもしれません。

自然の猛威は、本当に真剣にとらえていくべきですね。

世界の地震相当する表記と震度階級

では、震度の計測方法の表記と階級は、海外ではどのようになっているのでしょうか。

各国の震度について紹介していきます!

メルカリ震度階級(Mercalli intensity scale)

IからXIIの12階級で表される震度の表記です。

アメリカや韓国などの多くの国がこの計測方法を採用しています。

メドヴェーデフ・シュポンホイアー・カルニク震度階級(Medvedev-Sponheuer-Karnik scale、MSK scale)

こちらも、IからXIIの12階級で表される震度の表記です。

ロシア・モルドバ・アゼルバイジャンなどのCIS諸国、東欧諸国、イスラエル、インド などがこれを採用しています。

ヨーロッパ震度階級(European Macroseismic Scale)

同じく、IからXIIの12階級で表記されており、名前のとおり、ヨーロッパ各国で利用されています。

中国地震烈度表(China seismic intensity scale、CSIS)

これは名前のとおり、中国で採用されている震度表記で、こちらもIからXIIの12階級です。

中央気象局震度階級

台湾では、この表記の震度が使われており、0~7の8階級で表記される震度階級となります。

このように各国様々な震度の表記があります。日本において諸外国の地震の報道で、震度に値するものを聞かないのは、聞いても分からないことが一番の理由ではないかと思います。

日本の震度階級

外国の震度表記は、多くのものが12階級での表記となっていますが、日本は震度0~震度7までの表記です。

ただし、震度5と震度6は、強弱の2階級になるので、全部で10階級です。

0,1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7,

となります。

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マグニチュードは国際基準の表記です。

震度の表記は国によってそれぞれの基準を採用しているのは分かりました。

では、世界的に統一されている表記はないの?

となりますが、それが、外国の地震の報道で表記されるマグニチュードということになりますね。

震度とマグニチュードの違いをはっきりと知ると、海外での地震のニュースの見え方がより切実に見えてきそうです。

では、マグニチュードは上限値はありませんが、理論上起こり得る地震では、マグニチュード10までと言われています。

ちなみに、マグニチュード12は地球が真っ二つに割れるほどの大きさと言う説もあります。

また、震度は、段階が分かれていますが、マグニチュードは地震のエネルギー量を示すものなので、8.2とか、小数点まで表記されるので、階数は分かれていないと考えられますね。

アメリカ地質調査所による1900年以降に発生した規模の大きな地震を見てみると、最大のマグニチュードの地震は、1960年のチリ地震のマグニチュード9.5です。

なお、東日本大震災は、マグニチュード9.0で4番目に規模の大きい地震でした。

歴史的に見てもどれほど大きい地震だったのかが分かります。

マグニチュード10以上ってありえるの?

理論上起こり得る、地震の規模からすると、マグニチュード10とされています。

実際に前述のとおり、最大でM9.5ですので、歴史的に見てもマグニチュード10を超える地震はありません。

とは言え、それを超えるマグニチュードのエネルギーがどの程度のものかは語られていますのでまとめました。

マグニチュード10・・・地球上で起こりうる最大の地震。

マグニチュード11・・・恐竜の絶滅の原因となった小惑星が衝突した時の推定される衝撃。

マグニチュード11.5・・地球が太陽から受ける総エネルギー1日分

マグニチュード12・・・地球が真っ二つに割れて起こる地震

出典:wikipedia

マグニチュード10を超えると、理論上の参考値ということですが、なんだか凄まじいことなんだなと、ただただ思います。

深掘りして、考えてみると、小惑星の衝突がマグニチュード11だとすると、映画の「アルマゲドン」はマグニチュード11級の被害を避ける為の戦いだったということですね。

また、よくよく考えてみると、マグニチュード11.5。地球が太陽から受ける1日の総エネルギーって、、、

太陽のエネルギーって凄まじいんですね。真夏の痛いほどの日差しも当然と言えば当然なのかもしれません。

そう思うと、昨今の太陽フレアの影響は見逃せないニュースなのかもしれません。

「太陽があるから地球に生命が存在できる」とは教わってきていますが、これだけのエネルギーを毎日毎日受けているからなんですね。

あまりに壮大な話しですが、絶妙なバランスで地球が存在していることをあらためて考えさせられます。

そう思うと、地球の環境問題がより深刻な課題として浮かんできます。

大きなことを成し遂げるのも、結局のところ目の前の出来ることをやるだけです。

なにかできること・・・

環境省のCOOL CHOICEという取り組みもありました。

関連:環境省が再配達削減キャンペーン!クールチョイス!

どんな小さなところからでも良いので、出来ることから真剣に取り組むことが大事だなと実感します。

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