平成最悪の立てこもり事件と称された、名古屋立てこもり放火事件。
その場所となったのは、名古屋大曽根第一生命ビル。
事件から16年以上の時が経ち時代も令和に変わった今、名古屋大曽根第一生命ビルは現在はどのような状況になっているのでしょうか?
建て替えたのか、その当時のままなのか?
だとすると、事件のあった4階はどうなっているのか?こちらでは、名古屋大曽根第一生命ビルの現在の状況の状況について紹介していきます!
名古屋大曽根第一生命ビルの現在の状況
名古屋大曽根第一生命ビルは現在、建て替えることもなく、当時のままの姿で、満室稼働中です。
事件から、かなりの年数が経っていますので、日常生活においては時折話題になることがあったとしても、日常的には気にする人も少なくなっているのではないでしょうか。
そして、問題の事件となった企業は、事件時の爆発において本社・支社がなくなったことにより移転し、現在は、名古屋市中区に本社があります。
事件当時の住所は、「愛知県名古屋市東区東大曽根町本通」でしたが、地名は変わっており、現在の住所は、「名古屋市東区矢田1-3-33」となっています。
事件後は建て替えせず?4階の利用状況は?
ビルの状況を見てみると、あれだけの爆発は置きましたが、ビルはそのまま残っています。改装しての利用しているんですね。
とは言え、一般企業はやはり入りにくい為か、2019年12月現在は、国土交通省所管の独立行政法人の「UR都市機構」が入っています。
大曽根住まいセンター(大曽根住宅管理センター)
住所 : 名古屋市東区矢田1-3-33 名古屋大曽根第一生命ビル4階
(名古屋市営地下鉄大曽根駅2番出口徒歩1分)
出典:https://www.ur-net.go.jp/central/drive/index.html
名古屋大曽根第一生命ビルディングの物件概要
住所:名古屋市東区矢田1-3-33
最寄り駅:大曽根駅 徒歩3分
竣工:1987年
坪数:165坪
用途/仕様:賃貸事務所/オフィス
名古屋立てこもり放火事件の概要
名古屋立てこもり放火事件は、2003年9月16日午前10時頃に運送会社の社員の男(当時52歳)が、自社の本社・名古屋支社の名古屋大曽根第一生命ビル4階に立てこもり現金を要求した事件です。
そして、人質を解放したものの直後に、自爆する為のガソリンに火をつけたところ爆発。その結果犯人を含む死者3名と負傷者38名が出る悲惨な事件に。
平成最悪の立てこもり事件と称されています。
大島てるの事故物件での扱いは?
事故物件といえば、大島てるのサイトですが、当然のごとく掲載されていました。
これだけの大きな事件はなかなかないですが、大島てるのサイトを見ると、事故物件は思っている以上に多いというのに驚きます。
このサイトの目的は、取引の際に知らずに事故物件を掴まされたということがないようにということですが、わりと身近に事故物件があることに驚きます。
いつまで事故物件として残るのか、ルームロンダリングという言葉もあるように、一度入居したら事故物件としての告知義務はなくなるとは言いますが、入居する側からすると、前の前であっても嫌なものは嫌ですからね。
知った上でどうするかという判断は大きいですね。