おしゃれな床と言われて真っ先に思いつくのがヘリンボーンの床。
自宅を新築する時にどこかには使いたいと思っていたのですが、リビングをヘリンボーンにするのが良いか、居室が良いか、トイレやサニタリールームが良いかと散々迷った結果、サニタリールームの床をヘリンボーンにすることに。
サニタリールームと言えば、水回りですので当然湿気が気になるところ。そこで、ちょうど良いアイデアだったのが「フロアタイル」でのヘリンボーンでした。
こちらでは、自宅の新築時にヘリンボーンにこだわった背景と、サニタリールームをフロアタイルでヘリンボーンにした感想を紹介していきます!
新築やリフォームでヘリンボーンを検討している方に参考にしてもらえれば嬉しく思います!
ヘリンボーンにこだわった理由!
まずヘリンボーンにこだわった理由は、なんと言ってもオシャレだから!
新築を考え出した頃は、ヘリンボーンには、さほど興味がなかったのですが、見れば見るほどヘリンボーンへの憧れが強くなり、不思議とどんどんオシャレに見えてくることに。
ちなみに、ヘリンボーンは、冒頭の写真のような貼り方をしている床のことです。
新築の内装やインテリアを考え出してからとにかく参考にしたのが、ショッピングモールなどに入っているテナントの内装です。
アパレルや雑貨店、インテリアを扱っているお店など、とにかく内装を参考にしていました。
すると、ヘリンボーンの床にしている店舗って結構多いんですよね。それを見ているうちにどんどんとヘリンボーンの床にしたくなって・・・・
「家の中でどこかにはヘリンボーンを取り入れたい!!」ということになりました。
ヘリンボーンにデメリットはあるか?
どこの部分にヘリンボーンを取り入れるかを考えた時に考えられる選択肢は次のいずれかだと言えます。
・リビング(LDK)
・部屋
・廊下
・トイレ
・洗面化粧室
それ以外には壁を、壁紙やタイルでヘリンボーンをにするという選択肢もありますが、我が家では床にやりたかったので壁は考えないことに。
では、どこの床にするかと考えた時に、「リビングにヘリンボーンにすると飽きるのではないか?」「飽きた時に目立つヘリンボーンでは辛いのではないか・・・?」というヘリンボーンのデメリットを考えました。
その結果、リビング(LDK)は選択から外しました。
次に、考えたのは洋室や、廊下ですが、我が家では、無垢材の材質を優先した結果、予算的にヘリンボーンを貼る余力がなく・・・
無垢材でさらに、ヘリンボーンでの施工となると工事費が高くなってしまい断念しました。工事費が高くなる理由としては通常の貼り方よりも手間がかかるからというのが一番大きい理由でした。(自分が依頼したところでは、ヘリンボーンの施工実績が少なく、大工が慣れていないことも原因かもしれません。)
その結果、ヘリンボーンを諦めていた時の一筋の光明がフロアタイルでのヘリンボーンでした。
・施工費が高くつく
・慣れている職人が少ない
フロアタイルでサニタリールームをヘリンボーンにするメリット!
サニタリールームの床材を考えている時に、まず考えるのが「防水性能」です。
通常のフローリングでは、水に弱い為にサニタリー用のフローリングにするか、クッションフロアにするかフロアタイルにするかという選択肢を考えていましたが、フロアタイルがデザインが多くわりと魅力的に感じました。
そこでフロアタイルに絞ってデザインを選んでいたときに出てきたのが、ヘリンボーンのフロアタイルです。
実際に施工したのは、
サンゲツのフロアタイル
ウォッシュドオーク WD-734
で以下の商品になります。
フロアタイルの中にもヘリンボーンの種類は何種類かあるのですが、1枚の長さ的に、75cmと比較的短いものだった為、サニタリールームという小さなスペースでも、しっかりとヘリンボーンのデザインがつくれるというのがポイントです。
また木目のデザインも実際の木のように綺麗にプリントされていますので、我が家の要望の出発点「床のフローリングをヘリンボーンにしたい。」という欲求に寄り添うものでした。
まとめ~サニタリールームをヘリンボーンにして3年経って思う感想~
我が家で、サニタリールームの床をヘリンボーンのフロアタイルにして3年経って見て思う感想を最後にまとめていきます。
サニタリールームにフロアタイルのヘリンボーンにしたメリット
こちらが、我が家のサニタリールームのヘリンボーンの写真です。
まずメリットですが、最大のメリットは「満足感が非常に高い!」ということが言えます。
「家のどこかにヘリンボーンを!」と思っていましたが、その願望が叶ってとても満足しています。
フローリングの床で考えていたのが、フロアタイルになって若干のフェイク感はあるものの、フェイクならではのスタイリッシュさがあることからも満足度は高いです。
そして、「水に強い。」というのは、嬉しいポイントですね。
水回りでいちいち水が床に垂れることを気にするほど野暮なことはありません。とくに無垢の床材ですと水をそのままにするとすぐにシミになります。
その点、フロアタイルですとシミになることもありませんし、掃除もラクです。それでいてヘリンボーンでおしゃれというのは嬉しい限りです!
ヘリンボーンは飽きる?
ヘリンボーンをリビングにした時に飽きたら嫌だなと思っていたことに関しては、3年たった今思うのは「飽きないし、飽きても全く問題ない!」ということですね。
慣れれば思っていたほど奇抜なデザインではないですので、「リビングの床を全面ヘリンボーンにしても問題なかったな・・・」と今になってみると思います。
そして、慣れたとしてもヘリンボーンのオシャレな雰囲気は、3年経った今も飽きずに満足感は高いです。
満足度が高いゆえに、「リビングなどもっと広く目立つところで使っても良かったな」と思うところはありますが・・・!
ヘリンボーンを新築やリノベーションで取り入れたいという方、部屋やリビングはもちろん、サニタリールームやトイレといったようなちょっとした場所だけでも良いですのでぜひ取り入れてみてください!
ヘリンボーンにすることで、非常に満足度の高い床になりますよっ!