インプラスやプラマードUのような内窓の工事。
冬が近づいてくると気になってくる断熱のリフォーム工事です。
簡単な工事で費用的にも手頃でありながら、断熱効果は高いという人気の工事でもあります。
省エネの観点から、断熱性能の向上は2019年現在の住宅業界のトレンドでもあり様々な補助金制度がありますが、その中でも窓まわりの断熱工事はリフォームでも取り掛かりやすく内窓設置だけの工事でも断熱性能がぐっと上がることから、内窓の補助金も手厚いです。
ポイントとなるのは、内窓の改修工事だけでも補助金を活用できることです。
もちろん他の工事の補助金も一緒に活用できますが、「内窓だけ気軽に設置したい!」という場合にも補助金が使えるのは嬉しいですね。
こちらでは、2019年度に内窓だけ設置する場合にも活用できる補助金を紹介していきます!
冬の寒さ対策に内窓設置を考えている方はぜひ参考にしてください!
(※内窓は断熱性能が上がる為、夏場の暑さ対策にも効果的です。)
目次
インプラスやプラマードUを設置したい!2019年度の内窓の補助金は?
インプラスはリクシル、プラマードUはYKKapの内窓の商品で、どちらも補助金の対象となります。
内窓設置で使える補助金制度は、「次世代住宅ポイント制度」があり、全国共通の制度です。
次世代住宅ポイント制度は、新築やリフォーム全般におよぶ制度ですので、内窓だけという印象はないかもしれませんが、内窓だけでも使える制度です。
内窓の場合は、窓の大きさによって、もらえるポイントが異なっています。
大、中、小の3パターンに分かれていて、
大(2.8m2以上) 20,000ポイント/箇所
中(1.6m2以上2.8m2未満) 15,000ポイント/箇所
小(0.2m2以上1.6m2未満) 13,000ポイント/箇所
となっています。
㎡で見ると難しいですが、掃き出し窓は大、腰窓は中、小窓は小と考えれば概ね間違いはないでしょう。
具体的には、工事の担当者に確認してくださいね。
補助金対象となる条件は?
対象となる製品を工事業者に依頼して工事してもらえば、補助金の対象となりますので、インプラスやプラマードUであればOKです!
ただし、ポイントの合計が20000ポイント以上が条件になってきますので、小さい窓だけだと対象外になることも。
なので、対象とするためにも、大きい窓もしくは、複数個所の窓に内窓を設置することが必要です。
次世代住宅ポイント制度の上限は?
次世代住宅ポイント制度の上限は、世帯の状況と購入の有無によって異なってきます。
基本を30万ポイントとして、住宅の購入が伴う場合は、15万ポイントを加算。
若者・子育て世帯の場合は15万ポイント加算で、最大60万ポイントと考えると分かりやすいです。
若者・子育て世帯は、40歳未満の世帯が、若者世帯。18歳未満の子供がいる世帯は、子育て世帯となります。
インプラスだけの補助金の上限は?
「インプラスだけだけど上限までもらえるの?」
そんな疑問を持つかもしれませんが、答えは「もらえます。」
ただし、相当な数の窓が必要になるので、内窓だけで上限を使いきるのはなかなかの広い家でないと厳しいかもしれません!
次世代住宅ポイント制度の詳細は国土交通省の公式HPにて確認できます。
次世代住宅ポイント制度でいくらもらえる?おすすめのシュミレーション!
次世代住宅ポイント制度で内窓だけのリフォームの場合は、合計金額のシュミレーションも分かりやすいですが、他の工事も併せて行いたい場合、対象となる工事や補助金額の計算などややこしくなりがちです。
そこで、おすすめのシュミレーションがありますので紹介しておきます。
リクシルのHPで「次世代住宅ポイント制度 ポイント・水道光熱費削減金額算出システム」というページがあります。
そこでは、条件や対象工事を入力することで、補助金の合計金額が自動的に算出されるようになっています。
このシュミレーションの良いところは、「対象となる工事が一覧になっているので分かりやすい。」ということが言えます。
さらに、対象となる工事によって、期待される省エネ効果が金額でシュミレーションされるのも面白いです。
このシュミレーションを見てみてみると、「節水型のトイレの光熱費の削減効果は侮れないな・・・」と思ったりなかなか面白いです。
補助金を活用して様々な工事を検討するのであれば、かなり便利ですよ!
東京都からも内窓の補助金があります!2019年度(令和元年度)
国の補助金として、次世代住宅ポイント制度がありますが、都道府県や市区町村単位でも補助金が併用できる場合があります。
東京都では、クールネット東京が「既存住宅における高断熱窓導入促進事業」を行っており、2019年度(令和元年度)は補助金が活用できます。
こちらの上限は、50万円までと金額は大きいですが、補助対象経費の1/6までという条件もあります。
補助対象経費とは、分かりやすく言うと「商品代+工事費」と捉えると良いでしょう。
例えば、インプラスの商品代と工事費で18万円かかったとすると、その1/6で3万円が補助金としてもらえるという具合です。
国の次世代住宅ポイント制度とも併用できますので、同じ工事で追加でもらえる補助金と考えると大きいですね。
東京都の方はぜひ活用してみることをおすすめします!
クルーネット東京の「既存住宅における高断熱窓導入促進事業」の公式HPはこちら!
まとめ
以上、2019年度に使える内窓の補助金について紹介してきました!
ポイントをまとめておきます。
・内窓だけでも補助対象
・国の次世代住宅ポイント制度以外にも都道府県等の補助金もある可能性がある。
家の断熱性能を考えた時には、窓の熱の漏れが一番大きいです。
冬場、窓の近くにいると寒いというのは体感的に感じていることだと思います。実は、部屋の熱を見た時に、70%ぐらいの熱は窓を通して逃げていきます。
そのため、窓を二重にするというのは、断熱的にかなり効果のあることです。
2019年度の消費税があがるタイミングに併せて補助金が手厚くなっています。この補助金が活用できるうちにリフォームをするのも悪くない選択肢ではないでしょうか。