次世代住宅ポイント制度が消費税増税に伴い、いよいよ本格スタート!
最大で60万ポイントという大きい額であるだけにどのように使うのかわくわくするします!
とは言え、、、
そもそも「どうやってポイントは使うの?」「使い道が分からない。」
「工事代金に充てる即時交換やとりあえず商品券に交換しておいて・・・」という使い方はできるの?
という疑問もありますよね。
そこで、こちらでは、次世代住宅ポイント制度の商品がそもそもどうやって選ばれているのかという仕組みを分かりやすく紹介しつつ、おすすめの商品や商品選びのコツを紹介していきます!!
目次
「商品券」や「即時交換」の使い方はできる??
次世代住宅ポイント制度に似たスキームは、過去にも何度も登場しています。
前回は「省エネ住宅ポイント制度」。その前は「住宅エコポイント制度」など。
その時には、商品を真剣に選ぶということはあまりしていなかったという方も多いと思いますが、その理由は、とりあえず「商品券」をもらっておいた。
とか、「即時交換」をして工事代金に充当していたという方が多かったです。
即時交換が最もポイント効率が良いとされていましたし、1ポイント1円で余すことなく使えたというのも大きい理由です。
であるならば、今回の次世代住宅ポイント制度でも、「まずは即時交換で!」と考えたいところですが、残念ながら?今回は、「即時交換」はできません。
そして「商品券」としての交換もできません。
・「即時交換」はできません!
・「商品券」との交換もできません!
次世代住宅ポイント制度の使い道は商品交換のみ!
次世代住宅ポイント制度で交換できる商品は次の特徴をもつ商品となります。
省エネ・環境配慮に優れた商品
防災関連商品
健康関連商品
家事負担軽減関連商品
子育て関連商品
地域の振興に資する商品
いずれも国の推進する事業に関係する商品が交換商品として登録できる商品となっています。
その為、商品券や、そもそも商品が交換されない即時交換は選択できないことになっているのかなとも思います。
ちなみに、即時交換や商品券が交換の対象外となった理由の公式発表は次のとおりです。
本制度は、住宅の取得やリフォームをきっかけに早くかつ広い経済波及効果が期待されています。
追加投資が見込めない即時交換や(商品券等の)商品交換については対象外としています。
出典:https://www.jisedai-points.jp/doc/faq_point.pdf
経済的効果の波及に期待ということですね。
次世代住宅ポイントがもらえる製品との交換はNGです!
インプラスや節水型トイレなどの次世代住宅ポイントがもらえる対象商品とのポイント交換はできません。登録不可の商品となっています。
これはややこしくなることを防止する為とこれに使うと即時交換と同じ意味合いになってしまう為の回避策かなと考えられます。
1ポイントはいくら?次世代住宅ポイント制度の登録商品の仕組みを解説!
次世代住宅ポイント制度のおすすめの商品の選び方を考えた時に、気になるのが、「1ポイントはいくらになるのか?」ということと次世代住宅ポイント制度の商流の仕組みです。
この図は、次世代住宅ポイント制度の公式の「交換商品事業者登録マニュアル」に記載されている部分です。
これから分かるように、1ポイント1円として、商品を登録している企業が商品を送った後に、補助金を受け取るという流れになっています。
端的に言うと、売上となることが分かります。
まさに、経済的波及が起こる仕組みになっています。
競争原理が働く為か、商品のポイント設定に関しては、具体的な商品の金額にまでは指定がありません。
登録事業者が必要なポイントを設定することになっています。
ルールとしては、100ポイント単位、消費税込み、全国一律の送料込み、諸費用込みとなっています。
そして商品登録できる資格は、通販の実績があることとされています。
例えば楽天などに登録して販売している会社もOKです。
逆に言うと、交換できる商品は、ほとんどオンライン上で売っている商品と読み替えられます。
オンラインで買える商品であるならば、通常の販売価格と同じ条件の方がお得感があるのかなと考えられます。
まさに1ポイント1円でのお買い物ということなりますので、ポイント効率が良いと言えそうです。
次世代住宅ポイントの商品の選び方
続いては、商品の選び方のコツを考えていきたいと思いますが、
「そもそも次世代住宅ポイントで交換できる商品はどこから探すの?」という疑問も。
交換商品は、次世代住宅ポイント制度の事務局の公式サイトから探せます。
事務局の公式サイト→https://goods.jisedai-points.jp/jjp01/jjp/viewCategoryTop
こちらに掲載されている商品は、なんと、15240件ありました!(2019年9月19日現在)
これだけの膨大な商品から選ぶのはなかなか大変ですよね。
その為に、次世代住宅ポイント制度の選び方のポータルサイトも出てきています。
これらのポータルサイトは、交換商品を登録している事業者が運営しているサイトですので、自社の商品PRの一貫なのかなとも思いますが、ピックアップ商品が分かりやすく紹介されていますので、見ていても面白いです。
交換商品事業者からすると、1ポイント1円で商品を販売するのと同じですので、次世代住宅ポイントというチャネルでの商品販売とも言えそうですね。
国交省が即時交換や商品券をやめた理由の経済効果の波及の現れですね。
1ポイント1円で冷静に商品を見てみると・・・その商品高い?!
商品のポイント、すなわち値段は事業者が決めて登録します。その結果、同じ商品でも必要なポイント数が異なることがあります。
特に価格比較が分かりやすいのは家電かと思いますが、実際に交換対象商品として、同じ商品が並んでいます。
必要ポイントが55000P、60000P、61800Pとそれぞれ異なってきます。
では、オンライン上ではいくらで売られている商品なのでしょうか。
この商品を楽天やAmazonで見てみます。
楽天だと最安値で、31500円(税込、送料込、2019年9月19日現在)
Amazonだと、32000円(税込、送料込、2019年9月19日現在)で販売中です。
これを見てしまうと、、、実際に販売されている金額に近い商品を選びたいなと思ってしまいます。
「1ポイント=1円」で通販と同じぐらいの商品を探した結果・・・
「1P=1円」で通販と同じぐらいの価格で交換できる商品はないかな~とかれこれ1時間ぐらい探して見た結果あることに気づきました。
登録されている商品のポイント数は、通販の最安値の3割り増しぐらいのポイントが多いということです。
例えば、チャイルドシート付きの電動自転車で人気のbikke
交換ポイントは170000ポイントが多いです。
通販での状況を見ていきます。
楽天市場での安値は、129800円。(税込・送料込)3割り増しで、168740円です。
※2019年9月20日現在の販売状況で消費税は8%です。
ベビーカーの商品を見てみます。
販売状況を見てみると、
楽天での価格は、78840円(税込、送料込)。3割り増しで、102492円。
消費税が10%になることを考えると、だいたい3割り増しですね。
他にも多々比べていくと、ばらつきがあり、実際の販売額と同額ぐらいに設定しているところもありますし、5割り増しという商品もあります。
5割り増しが突出して高いかと言うとそうでもなくて、5割増ぐらいも割と多いので、高すぎるというわけではないのかもしれません。
どういう考え方で商品を選ぶかというのが決め手になりそうですね!
次世代住宅ポイント制度のおすすめ交換商品6選!
ここからは、次世代住宅ポイント制度でおすすめの商品を6種類紹介していきます!
選定基準としては、私が新築もしくはリフォーム後にもらうなら欲しいなと思うもので、ポイント効率的にも悪くはないかなと思うものをチョイスしています。
商品選びの参考にしてもらえれば嬉しく思います!
エアコン
エアコンの工事費セットとなっているものを交換するのは割とおすすめです。
新築やリフォームの場合はエアコンを買う必要が出てきますので、必需品をポイントでもらうとなるとお得感がありますよね。
エアコンの場合は、商品のみもありますが、工事費込で交換できる商品もありますので楽で良いですよね。
ただし、ポイントを円換算するとちょっと高いのかなぁと言う印象もあります。
販売状況を見てみると。
楽天では、最安値が68,800円(税込み・送料込み・標準工事費込)だと5割増で103200円
Amazonですと、75,100円(税込み・送料込み・標準工事費込)だと4割増で105140円。
という具合です。
家電はそもそも通販が安すぎるのではないか・・・という気もしますが。。。
なので、考え方として、
安く揃えたいという場合は、家電は通販などで買って他のものを次世代住宅ポイントで交換するというのはおすすめです。(後述しますが、株式会社コジマの家電は通販価格と同じぐらいのポイントで設定されています。)
必需品はできるだけ現金の持ち出しなしで用意したいという考えの場合、エアコンを交換するのはおすすめです!
お肉
地域特産品というのもおすすめです。
こちらは料金比較というよりも、新築などのお祝いにドンっと家族で食べてお祝いしようという時にもおすすめですね。
または新築祝いでお客様を招待してお祝いしたいというような場合に備えて用意するというのもありでしょうか。
次世代住宅ポイント制度の商品交換の公式ページで都道府県別に検索できますので色々見てまわると地域特産品が出てきて面白いですよ。
掃除機/ルンバ
ルンバもあります。
新築の時にルンバ買いたかったですが、そこに回すお金は後回しで入手できなかった経緯が個人的にありますので、ルンバが次世代住宅ポイント制度でもらえるなら良かったのになと思っています。
ちなみに、新築から2年たった今はルンバ大活躍していますので、ルンバそのものもおすすめです。
上記画像は次世代住宅ポイント制度の公式サイトの画像ですが、事業者は株式会社コジマ。コジマ電気ですね。
驚くべきは、コジマ電気で実際に販売している価格は、 2019年9月20日現在75,470円(税込)となっています。つまり次世代住宅ポイント制度の方が安いという・・・
ちなみにコジマ以外でも販売していますが、やはり75000円代~という感じです。
ポイント効率的にもおすすめですね。
アイロボット 床ふきロボット ブラーバ
お掃除グッズ掃除機とセットで欲しいのが、床を水拭きしてくれるロボットのブラーバ。
こちらも株式会社コジマの商品ですが、オンライン上の販売価格よりも安いという。。。。
家電を検討する場合、「コジマ」と検索してみると電気屋さんで買える料金のポイントの商品がたくさん出てきますので、公式サイトで検索するのはおすすめです!
カーテン
新築するとほぼ必ず買うものの一つにカーテンがあります。
カーテンも次世代住宅ポイント制度の交換商品としてありますので、カーテンをまとめて頼むというのもおすすめです。
もちろん好みもありますのでお好みのものがなければ他で買った方が良いと思いますが。
掲載している商品は、事業者の商品紹介ページで販売されている価格と同額程度での交換となっていますので、ポイント効率的にも良いですね。
ベッド
家具という選択肢もありますが、高級のベッドマットもあります。
シーリーのEssentials™(エッセンシャルズ™)EPT
クイーンサイズのベッドマットです。
シーリーと言えば、有名ブランド。リフォームや新築でベッドも慎重しようと考えている方にはおすすめですね!!
納品までの時間とベッドのフレームは考えないといけませんが・・・!
ポイント的にも定価と同じぐらいのポイントで交換可能です。
この他にも、最初に上げた、電動自転車やベビーカーもおすすめです!
ポイントが余ったらどうするの?
最後に商品選びで余ったポイントって現金を足して使えるのかなと言う点ですが、残念ながら使えないことになっています。
Q.発行されたポイントが、商品の必要ポイント数に足りない場合、現金等を追加することはできますか?
A.保有するポイントが、交換に必要なポイント数に不足する場合、交換できません。
ただし、取付工事が必要な商品など、付帯費用について現金で負担する必要がある商品も含まれますので、商品内容をよくご確認ください。
出典:次世代住宅ポイント制度公式HP・よくある質問
この為、ぴったりポイントを併せて商品を注文するのもコツと言えそうですねっ!!
公式ページではポイント毎に応じて検索ができるようになっていますので、余りそうなポイント内で商品を探せます。
まとめ
以上次世代住宅ポイント制度の仕組みとおすすめの商品を紹介してきました。
現金換算しておすすめ商品を紹介してきましたが、あまりに厳密に考えすぎると面白みに欠けてしまうような気もします。
次世代住宅ポイント制度がなければ何ももらえないわけですので、引き出物などのカタログギフトから商品を選ぶという感覚で楽しみながら選ぶことも大事かなと思います!
金額的にも最大60万ポイントですので、「大人買い」的な「大人のカタログギフト」のお楽しみと言えそうですね!