「自営業で確定申告は1期分のみなのですが、住宅ローンは組めますか?」というケース。
「自営業の場合3期分の確定申告が必要です!」と言われていた時代もありましたが、現在では審査OKな銀行もありますのでおすすめの銀行を紹介していきます!
結論から言うと、住宅ローンは多くの銀行で3期分の確定申告が必要とされていますので正直厳しいですが、フラット35は1年分(1期分)でもOKです。
では、同じフラット35でも確定申告が1期分のみの場合はどの銀行がおすすめかを紹介していきます!!
自営業で住宅ローンを組むのが難しい2つの理由
住宅ローンを組むのに自営業は大変というのをよく聞きますが、その理由をよくよく考えてみると2つの理由があります。
・確定申告の所得をおさえて申告しているケースが多いから
・確定申告が3期分必要だから
難しいという言葉を具体化していくとこの2つの理由にいきつきます。
まず、一つ目の理由は、所得を押さえるから。つまり税金対策として、経費を計上しているため所得が少なくなっているということがあるので難しいとされることが多いです。
つまり住宅ローンを組む為には、税金を多めに払っていかないといけないと言うことに。
二つ目の理由として、3期分が必要だからという点。
従業員の場合は、1年以上勤務していればOkです。最近は1年未満でもOKな銀行もあります。
それに対して、自営業の場合は確定申告が3期分になりますので、時間が必要です。その間の業績が必要なのはもちろんですが、1つ目の理由のように3期分、つまり3年間がっつり税金を納めないとローンの審査に振りになるという事情から、自営業の住宅ローンは審査が厳しいと言われていると考えられます。
自営業で確定申告1期分のみの場合にはフラット35がおすすめ!
全ての銀行の住宅ローンが確定申告の3期分が必要かと言うと、それは正直分かりません。地方銀行や信用金庫など独自のルールで営業していることがありますので、全てを網羅できているわけではないです。
ですが、みずほ銀行や、三菱UFJ銀行などの都市銀行やじぶん銀行、イオン銀行などのネット銀行でも多くの場合3期分が必要です。
(※最近では、2期分しかなくても、業績が悪くないと審査できるケースもあるようです。)
給与所得者の方は、正式申込日時点において原則として勤続6ヵ月以上であればお申込み可能です。
個人事業主ならびに会社経営者の方は、正式申込日時点で事業開始後3年を経過している必要があります。
※会社役員ならびに家族従業者の方は、会社経営者の方に準ずるものとする場合があります。
出典:イオン銀行の公式HP
では、1期分がOKなのはどこかと言うとフラット35になります。
フラット35は2期分の確定申告が必要とありますが、1期分でも審査の対象になります。
実際にローンが組めるかどうかは、審査次第ですが、少なくとも土台にはのってきます。
フラット35でおすすめの銀行は?
フラット35の申し込みは、銀行からはもちろん、ノンバンクの代理店など様々なところから申し込みができます。
ですが、どこから申し込んでも同じかと言うと、そうではありません。
金利は一緒ですが、手数料や審査の基準が異なります。
それを加味すると、確定申告1期分のみの自営業の方がフラット35を申しこむ場合にはARUHIがおすすめです。
・1年分のみの確定申告で審査が可能!
・事務手数料が融資額の1.08%(※)
・つなぎ融資もOK
・審査の間口が広い
・スーパーフラットなど商品が多い
(※【ARUHI ダイレクト(Web事前審査/Web本申込) Web割引 終了予定のお知らせ】
2019年9月30日までにWeb事前審査をお申し込みいただいたお客さまをもちまして、本割引は終了し、
事務手数料率:1.08%→2.20%(税込)に変更となります。
※上記期限までにWeb事前審査をお申し込みいただいた場合であっても、
Web事前審査お申し込み日からWeb本申し込み日(書類がアルヒに到着した日)が
6か月を超えるお客さまは、本割引の対象外となります。
※お借り換えの際にご利用いただける「ARUHI ダイレクト(Web借換申込/Web本申込) Web割引」は継続します。)
建替えなどでつなぎ融資が必要な場合も対応している点や、審査の間口が広いということが言えます。
また、スーパーフラットというARUHI独自の商品で、自己資金(頭金)が多い場合は、フラット35よりも金利の商品もあったりと商品のバリエーションも多いこともおすすめの理由です。
また、1番のおすすめは、所得の計算方法です。
確定申告が1期分ということは、確定申告をした時には開業から1年未満であることがほとんどだと思います。
その場合の計算は、確定申告の所得を年換算して所得を割り出します。この計算方法が明確であり1年分としてきちんと審査してくれるというのも魅力の一つだと思っています。
不動産営業の立場としては、「お客様のローン付けで困ったらARUHIに相談!」という認識があるぐらいです。
それゆえ、フラット35のシェアが9年連続1位(※)となっているのだなと思います。
(※2010年度~2018年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2019年3月末現在、ARUHI調べ))
ARUHIのフラット35はwebからも事前審査ができますので、住宅ローンが組めるかどうか不安な方はまず審査をしてみてはいかがでしょうか。
審査結果は最短当日となっていますので、すぐに結果が分かるのも魅力的です!
まとめ
以上、自営業で確定申告を1期分のみしかしていない場合に住宅ローンを組んで家を買う方法について紹介してきました。
自営業で、税金をおさえないのに、住宅ローンを組む為に所得を押さえるわけにはいかずに、税金が高い。
このジレンマを3年分続けるのかそれとも1期分でフラット35を組んで解決するのか?
実はこの違いが大きいのではないかと思います。
家を買いたいという希望があって、ローン次第であるならば、まずは事前審査をしてすっきりしてみてはいかがでしょうか。
ローンに不安がある場合は、買えるかどうか分からないのに物件探しをするよりも、まずは、フラット35の事前審査が通してから物件を本格的に探すというのも一つの選択肢だと考えていますし、実際にそういう方もいらっしゃいます。