注文住宅の資料請求をするには「ホームズの注文住宅がオススメですよ~!」と言っている方って多いですよね。
注文住宅の情報を色々調べていると見かけたことあるのではないでしょうか?
僕が個人的に家を建てる時には必ず利用したいサービスですし、業者側としてもホームズ注文住宅を利用していますので、その実態は表からも裏側からも分かっているつもりです。
ここでは、注文住宅のカタログや資料が欲しい時に、HOME’S注文住宅を利用するメリットとデメリットを本音で紹介していきたいと思います。
ホームズ注文住宅とは?(LIFULL HOME’S 注文住宅)
ホームズ(LIFULL HOME’S)の注文住宅とは、住宅のポータルサイトのホームズの注文住宅のカテゴリーになります。
分譲住宅や中古住宅、および賃貸住宅は、物件を探して問合せをすることができるのに対して、注文住宅の場合は、資料やカタログを探して、カタログを送付してもらうことができるサービスです。
ホームズには大手から中小企業の工務店まで多くの建設会社が登録していますので、その中から一括で資料請求できるというメリットがあります。
メリットは、一回のみの入力で各社から資料やカタログがもらえるという点。
例えば10社のカタログをそれぞれで資料請求しようとすると、10社のHPを開いて都度入力してとかなり大変ですよね。
それが一度の入力で一気に届くというのはかなり手間を省くことができます。
もちろん、一括資料請求は無料なので、気軽に利用できます。
ホームズ注文住宅でカタログ請求をするメリット
ここからは、ホームズ注文住宅を通してカタログ請求をするメリットとデメリットを見ていきます。
まずはメリットから。
一回の入力で資料請求ができる。
これは先程説明したとおりですが、一度の入力で複数のカタログ請求が出来ますので手軽に資料を集められます。
ちなみに、一度の資料請求で送ってもらうカタログの数の平均は9.6社とのことです。
ホームズの担当者に聞いたところ一つの会社で複数のカタログを請求していることもあるので、だいたい12~13冊ぐらい依頼している人も多いとのことでした。
10社から資料請求をしようと思うと、毎回入力するのはかなり大変ですよね。それを考えると一括で資料請求ができることがメリットであることはイメージできるかと思います。
地域ごとに対応可能な企業が自動的に選定できる
大手ハウスメーカーは基本的には全国展開していますので、どこの都道府県であっても対応できるかと思いますが、地域密着型のハウスメーカーや工務店は、エリアによっては対応していません。
対応していないところにカタログ請求しても場合によっては、送ってくれないこともありますし、探すのも実は大変だったりします。
その点、ホームズ注文住宅は、地域を選択することで、対応可能な企業が自動的に選出されるという点がメリットと言えます。
予算やテーマを絞って請求できる
ホームズのカタログ請求は、予算毎やテーマ毎にカタログを自動的に絞れる仕組みになっています。
そして、業者側はカタログを登録する時に、特徴に沿った商品のカタログを登録することができます。
ハウスメーカーによっては、商品ごとに予算帯を分けて設定しているケースも多く、ローコスト用にはAという所品。高額商品にはBという商品というようになっていることがあります。
この場合、商品ごとにヒットすることがありますので、例えば、1000万円台が必須条件だった場合には、その金額帯で建築できる商品のカタログが自動的に選出されるという仕組みになります。
また、テーマ毎という観点から見ると、ZEH住宅はそもそも対応できるハウスメーカーが限られてきますので、対応可能なカタログを選出できるという点は、メリットと言えます。
実績のある安心・安全の優良住宅メーカーが豊富
ハウスメーカーや工務店は、自由にホームズに掲載できるわけではなく、ホームズへ登録してからの登録となります。またその管理はホームズがしておりますので、ある意味変な業者は掲載できないようになっています。
直接の資料請求だと、場合によっては安心できない業者もあるかもしれませんが、その点大手のフィルターを通している分安心して利用することができます。
はじめての家づくりノート!が無料でもらえる
「はじめての家づくりノート!」という家づくりのマニュアルと呼べる資料をホームズから資料請求した方全員に、無料でもらえます。
このノートは、家族の要望や家づくりの考え方やチェックポイント。打ち合わせしたハウスメーカー毎のメモ欄など、実践的に使えるノートとなっています。
カタログがたくさん届いたら、各ハウスメーカーの特徴やメリット・デメリット、希望とする建物のイメージなどをどんどんそのノートに書き込んでいくと理想の家づくりに近づきますね!
土地なし・新築計画未定でもカタログ請求OK!
「まだ先のことだから・・・」とか「土地も決まってないから」といってカタログ請求を遠慮している場合もあるかもしれませんが、全く問題ありません。
カタログなどの資料を集めるのは、むしろ早ければ早いほどよいと個人的には思っています。
特に土地なしの場合は、どんな建物を建てたいかによって、買うべき土地は変わってきます。
以外とありがちなのは、土地を買ったは良いけど、希望する建物が建てられない土地だったという問題。
それを避ける為にも、早め早めに建物に対するイメージは持てるようにしておいた方が良いです。
ちなみに、僕が自宅を建てる時には、土地なしの状態から土地を買って家を建てましたが、カタログを取り寄せたのは、実際に建てる3年前からでした。
「とりあえずカタログだけ!」というのは実はかなり大事なことだと思っています。
ホームズ注文住宅を利用するデメリット
では、メリットばかりのようなホームズ注文住宅の無料カタログ請求ですが、デメリットはあるのでしょうか。
考えられる点は3点ありますのでそれぞれ見ていきましょう。
カタログ請求すると営業されるのではないか・・・?
カタログや資料請求をすると営業されるのではないかというのも一つの懸念材料ですよね。
例えば10社にカタログ請求をして10社から毎日電話がかかってきたら・・・
と思うとデメリットでしかないですよね。
ですが、そんなことはありません。
営業する側も、ホームズからの資料請求は、かなりの数をカタログ請求していることは知っていますので、あまり熱心には営業しないケースが多いです。
良い方はあまり良くないですが、見込み客としてあまり宛にしないといえます。
本音としては、見込み客として認識するのは、会えた時からと思っていることが多いのではないかと思います。少なくとも僕の基準はそうです。
その前はカタログを送る。時折メールや電話で状況を確認する。
最近では、電話は嫌がる人が多いので「プラン無料でつくりますよー。」的な当たり障りのないメールをする。
具体的に来店いただければ、気合入れて営業する。
という流れですね。
お客様にとってのタイミングが来るまで待つというイメージです。
では、ハウスメーカーは、なぜホームズに登録してカタログ請求をして欲しいかと言うと、家を建てるかもしれない方とコンタクトが取れるのは非常に価値があるからです。
カタログだけであっても、自社の商品を知ってもらうことが出来て、良いなと思ってもらえていれば、お客様のタイミングが来た時に、少なくとも相見積もりの土俵に立てるからです。
知ってもらうことが出来なければ肝心の時が来たときに土俵にたつことは出来ないですからね。
なので、例えその時が、2年後3年後であっても今資料を送っておくことに意味があります。
つまり、何が良いたいかと言いますと、ハウスメーカーは資料を送りたいが、送った後は時が来るまであまり力を入れて営業する必要はないと思っている。
ユーザーは、情報は欲しいが、時が来るまで営業して欲しくないと思っている。
という状況です。
平均で10社程度に資料請求できる仕組みをつくれているホームズ注文住宅だからこそ、しっかりとユーザーの意図を汲み取れるようになっています。
ハウスメーカーとしては、お客様のカタログだけ欲しいという要望を、ホームズ注文住宅を通してカタログ請求をしている時点で汲み取っていますので、安心してカタログ請求をされると良いでしょう。
せっかく資料送ってもらったのに断るのが悪い
良心的な方も多く、せっかく送ってもらったのに悪いと思う方も少なくありません。
そこのハウスメーカーで建築するか分からないのにカタログを送ってもらうのは失礼じゃないかと考えられる方もいます。
とても良心的だなと思うのですが、情報が溢れている現代において、まして、家という高価で最も多くの時間を過ごす大切な家ですから、相見積もりを取るのは基本と考えて良いでしょう。
複数社から相見積もりも基本ですし、まして、カタログを全くとらないという方はほぼいないので、遠慮なく資料請求すると良いでしょう。
当然ハウスメーカーも複数とるものだと思っています。
ホームズ注文住宅の使い方がいまいち分からない!
使い方が分からないという点が、3つ目に考えられるデメリットですね。
これに関しては、下記のボタンからホームズ注文住宅を開いていただき、気になるテーマとエリアをチェックすると、自動的にそれに対応できるハウスメーカーがリストアップされるので、後は、欲しいハウスメーカーの資料にチェックを入れて、住所等を入力するだけです。
3分もあればカタログ請求は完了できます。
ホームズ注文住宅のカタログ請求手順!
ここからは、カタログ請求をする手順を紹介していきます。
公式サイトに入っていただくと次のような画面が出てきます。
「予算」「テーマ」「エリア」のいずれかから探すことが出来ます。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
予算からカタログ請求する場合
予算は、上記のような刻みで選択できます。
業者は坪単価で設定しています!
業者は、商品カタログを設定する時に、坪単価に幅をもたせて設定しています。
予算と言っても、30坪の家を希望するのと、60坪の家を希望するのではもちろん、総額の金額は代わりますよね。
同じ2000万円でも、60坪で2000万円台なのか、30坪で2000万円台なのかは違ってきます。
ある程度、どのぐらいの大きさを希望するのか目安がある場合は、大きさ×坪単価を目安に選択すると良いでしょう。
例:40坪×70万円/坪=2800万円→2500万円~3000万円台から探す!
というイメージです。
人気のテーマから探す
テーマは上記のようにさまざまなテーマから探すことが出来ます。
特にこだわりがあって、必須のテーマがある場合は、ここから選択していくと良いでしょう。
希望エリアから探す
こちらは、希望のエリアから探す方法です。
お住まいの地域の都道府県から進むと市区町村単位まで選択可能です。
建築予定地(購入希望地)のある住所から対応しているハウスメーカーが出てきます。
地域から選択して進むと、最も多くのハウスメーカーが出てきますので実はここが最もおすすめです。
価格帯やテーマから進んでも対応している地域の絞り込みはありますので、エリアの絞りこみに更に、価格帯での絞り込みやテーマ毎の絞り込みを行いたい場合は、各テーマからの方が良いでしょう。
ですが、エリア帯だけでの絞り込みさえすれば、ある程度のハウスメーカーに絞り込まれますので、その中から気になるハウスメーカーを探すことが一番効率的だと思います。
試しに、東京都、世田谷区を例にみていきましょう。
世田谷区をクリックして進むと次のような画面になります。
世田谷区で全20社が出てきました。
一括での資料請求の平均は、9.6社ということなので、仮に10社頼むとするとここから半分に絞ると良いでしょう。
ここでも坪単価の目安が書いてあったりもしますので、それを参考に絞っても良いでしょうし、もともと興味のないハウスメーカーもあるかと思いますのでそこを省けば、地域から選択したとしてもそんなに難しくなく一括請求できるはずです。
どうせならいろいろなところから資料請求してみたいものです。
知らなかったけど思わず自分にピッタリなハウスメーカーが出てくるということもありますからね。
不要なところのチェックを外して、「一括お問い合わせのボタン」から次へ進みます。
後は、住所等を入力して請求完了となります。
この中で特に注意したいのは、赤枠で囲った部分。
建築予定時期と土地のありなし、条件要望のところの記述が実は重要です。
どう重要かと言うと、ここの記入内容で営業マンのやる気が異なります。
当然早ければ早いほど、入力内容が細かくしっかりしていればいるほど、「いますぐ客」という名のもと営業に力が入る傾向にあります。
ということは、資料請求する時にしっかりと説明をしてもらったり、積極的に営業して欲しいという思う場合は細かく記入。建築希望時期は、嘘をつく必要はありませんが、未定であっても1~2年以内とかにしておくと良いでしょう。
逆に、あまり営業して欲しくないなぁという場合は、期日は未定で、カタログ・資料を送って欲しいにだけチェックを入れておくと良いです。
同様の理由で次の部分の入力も調整すると良いでしょう。
こちらは任意の項目ですので、具体的に営業して欲しい場合は、細かく入力すると良いと思います。
資料だけ欲しいという場合は、特に記載しなくても大丈夫です。
ここまで入力したら確認ページで確認して請求ボタンを押せば完了となります。
流れは以上となりますので、メーカーに迷いすぎずに取り合えず資料請求するということであれば、2~3分で完了するので、今すぐ選択しちゃえば、2~3日後にはカタログが届きます。
まとめ
以上、ホームズ注文住宅から無料で資料請求をする方法を紹介してきました。
ハウスメーカーのカタログは、早ければ早いほどよいというのは前述したとおりですが、流れ的には、展示場を見てまわるよりも先にカタログを請求する方が良いと考えています。
というのも、ざっくりと知識をもってから展示場に行くとその場での説明の比較ができるようにもなりますので、時間的にも有意義に使えます。
その上で、ハウスメーカーの良し悪しや提案内容の良し悪し、そして営業担当との相性を見比べていくことで、より満足のできる家づくりができると考えています。
家を建てようかなぁというよりも、家が欲しいなぁと思った時点でカタログ請求するのがもっとも良いタイミングだと個人的には思います!
この機会にまずは、お住まいの地域で対応できるハウスメーカーから無料でカタログ請求をしてはいかがでしょうか?