みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行のメガバンク。
どの銀行も住宅ローンの商品は同じかな~ぐらいに思っている方も多いのでは?
実際に調べて比較してみると、金利や団信、その他のサービスに実に多くの違いがあることに気づきます。
ここでは、みずほ銀行の住宅ローンの基本情報と特徴をまとめていきます。
みずほ銀行の住宅ローンの基本的なスペック(金利、保証料、手数料)
まずは、みずほ銀行の住宅ローンの基本的なスペックを一覧で。
変動金利 | 0.625% |
変動金利(ネット専用) | 0.525% |
保証料 | 約2.06%(35年の場合) |
手数料 | 32,400円 |
保証料を金利払いにする場合 | +0.2% |
※2018年9月2日現在の金利を記載。実際の金利は審査や借り入れ月によって異なる場合があります。
特徴的なのは、メガバンクでありながら、ネット専用の優遇金利を用意している点と言えますね。
みずほ銀行の住宅ローンの目立った特徴!
みずほ銀行の住宅ローンの特徴の中で、特にポイントとなる点を紹介していきます。
ネット専用の住宅ローンの取扱
ネット専用の住宅ローンの中でも、みずほ銀行での特徴は、電子契約が可能という点。
ネットから申込みをして、契約は店舗ということが多いです。
ですが、みずほ銀行のネット専用の住宅ローンは、店舗ではなくオンライン上での電子契約が可能となっています。
電子契約のメリットは、書面の契約書ではないために、印紙代が不要になるということが言えます。
ネット銀行の特徴で印紙代0円!と特徴で記載しているのは、電子契約のことを言っているのですが、これは嬉しいポイントですね。
印紙代は、契約金額にもよるのですが、住宅ローン金額が5000万円以下ですと2万円。
5000万円を越えて1億円以下だと、6万円にもなります。
これが無料になるのは大きいですよね。
ただし、みずほ銀行の場合、電子契約手数料として、5,400円(税込)がかかりますので注意が必要です。
ネット専用住宅ローンの金利は、変動金利で0.525%。
ネット専用住宅ローンの金利に比べると高いですが、店舗のある銀行の住宅ローンとしては低金利ですので、メガバンクで検討している方には魅了的ではないでしょうか。
8大疾病補償プラス・8大疾病補償
8大疾病補償プラスおよび8大疾病補償がつけられます。
他の銀行と比べて特徴的なのは、保険料は月々払いで住宅ローンの金利上乗せではありません。
その結果、8大疾病補償プラス・8大疾病補償の部分だけを途中で解約することができます。
保険料は、若い時は安く年齢を重ねるごとに高くなっていきますが、年齢を重ねるごとに残債も減っていきますのである程度の目処がついたところで8大疾病補償プラス・8大疾病補償だけを解約するということが出来ます。
リスクコントロールができるのは、大きなメリットと言えそうです。
ちなみに、8大疾病補償プラスと8大疾病補償の違いは、8大疾病以外の補償もカバーできるのが、8大疾病補償プラスです。
8大疾病補償プラスの方がもちろん保険料は高いですが、月々○○円というように分かりやすいので比較も楽ですね。
ガン団信をつけられる
8大疾病の中には、ガンも含まれますが、ガンだけ保障を手厚くしたいというニーズもありますよね。
ガンの不安はあるけど、8大疾病補償まではいらないかなと・・・。
みずほ銀行の住宅ローンでは、金利+0.15%(通常2%ですが、2018年12月28日 金曜日までに住宅ローンをお申し込みいただいたお客さまは-0.05となります。)でつけられます。
またガン団信というと、診断で残債0円になるものと、12ヶ月間の就業不能で残債0円になるものとありますが、みずほ銀行住宅ローンのガン団信は、診断で0円となるタイプです。
※保険や住宅ローンの詳細は、公式HPにてご確認ください。
自然災害への保障もスタートしました
出典:みずほ銀行公式HP
2018年2月より、自然災害支援ローンの取扱がスタートしました。
三井住友銀行でも取扱のある保険商品ですが、自然災害により、住宅に被害があった時に、被害の程度に応じて最大24ヶ月間の支払いが払い戻しとなる「約定返済プラン保険」か、
全壊と判断された場合に、残債が50%になる「残高補償プラン」というものの2パターンの保障が選択できます。
それぞれ、金利の上乗せという形になりますが、約定返済プランは0.1%の金利上乗せ、残高保障プランは0.3%の追加金利で付帯できます。
三井住友銀行では、それぞれ、0.1%および0.5%の上乗せですので、みずほ銀行での残高保障プランは比較的組みやすいのかもしれませんね。
ライフステージ応援プラン~みずほ銀行のオリジナルサービス~
ライフステージ応援プランは、みずほ銀行の住宅ローンオリジナルのサービスです。
内容は、ライフステージ応援という名の通りに、出産や育児、入園、入学など、リフォームなどのライフステージに応じて、支払い金額を調整できるというもの。
まとまった金額の出費があり、一時的に支払いを少なくしたい。
育休中は支払いを少なくして、仕事復帰後はその分支払いを増やす。
というようにライフステージに応じて、支払いを調整できるという独自のサービスがあります。
この利用に関しては、5,400円(税込)の手数料がかかりますが、子育て応援サービスを利用すると、手数料無料で金額調整できます。
子育て応援サービスについて
子育て応援サービスは、住宅ローンを利用している方専用のサービスです。
その内容として、ライフステージ応援プランの手数料無料に加えて、多目的ローンの金利優遇(▲0.1%)。
引っ越し、宿泊、ベビー用品の割引など様々なシーンでの割引が使えるサービスが使えます。
詳細は、「ライフスタイルサービスClub Off」にてご確認いただけます。
子育て世代にとっては、利用シーンが多そうなサービスです。
まとめ~みずほ銀行の住宅ローンがおすすめな人~
みずほ銀行の住宅ローンの詳細を紹介してきました。
最後に、みずほ銀行の住宅ローンに向いている人の特徴をまとめておきます。
メガバンクで住宅ローンを検討している人
みずほ銀行をメインバンクとして利用している人
店舗型の銀行の住宅ローンの方が安心なという方
団信や自然災害など保険部分を充実させたい方
がん団信だけはつけたいという方
みずほ銀行の住宅ローンのイメージとしては、金利や付帯サービス、またその追加料金に関して全体的にバランスが取れている住宅ローンという印象があります。
メガバンクでの住宅ローンを考えている方で、三菱UFJ銀行や三井住友銀行とも比べたい方はよろしければ下記コンテンツにおのおのまとめておりますのでご参照ください。
三井住友銀行住宅ローンの特徴!夫婦ペアローンでの団信を望むなら!
三菱UFJ銀行の住宅ローンにネット専用があるって知ってる?特徴とデメリットは?
住宅ローン選びの参考になれば幸いです。