住信SBIネット銀行の住宅ローンを検討する時に、視野に入ってくるのが、ミスター住宅ローンREAL。
以前は、SBIと言えば、ミスター住宅ローンという印象もありましたが、現在では、店舗で申し込めるのが、ミスター住宅ローンREAL。
ネットで申し込めるのが、住信SBIネット銀行の住宅ローンという印象に分かれているような印象です。
大筋としては、この把握でも十分ではありますが、違う商品だとすると、店舗の方が高そうなイメージを持つことはないでしょうか。
また、ミスター住宅ローンREALと住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンの違いがあるなら知りたいですよね。
ここでは、ミスター住宅ローンREALの特徴と、ネット専用住宅ローンの違いをまとめました。
目次
ミスター住宅ローンREALの大きな特徴
ミスター住宅ローンREALの目立った特徴は3点あると言えます。
・全疾病保障保険が無料で付帯
・ネット銀行なのに店舗で相談できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
業界トップクラスの低金利
新規借り入れの場合、業界トップクラスの低金利を実現しています。
変動金利で0.457%(※)という金利(2020年1月1日時点)は住宅ローンの中では、非常に低金利となっており、この金利を出している銀行は、住信SBIネット銀行の他には、じぶん銀行ぐらいで、あとは取引状況だったり属性によるなどの条件付きで実現できている金利となります。
(※)適用金利は、記事作成時点の適用金利であり、金利情勢等により毎月見直されます。
なので、基本的に、0.457%を実現できているというのは、店舗型の銀行はもとより、ネット銀行を含めて考えても非常に安い金利と言えます。
全疾病保障が無料付帯
住信SBIネット銀行で住宅ローンを組む方の決定的なポイントが、全疾病保障が無料でついてくるという点。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンを紹介したコンテンツでも記載しましたが、全疾病保障が無料でついてくるというのは、かなりお得と言えます。
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ネット銀行なのに店舗で相談できる
「ネット銀行の魅力ってなんですか?」
と聞かれると、一番大きな理由としてあげられるのは、低金利という点ではないでしょうか。
「店舗や人件費などを削減した分、安く住宅ローンを組めますよ~。」なんて言われると納得できます。
「安いから、多少の不安はあっても、ネット銀行にしようかな。」と言うケースもありますが、「やはり不安があるから多少高くても、実際に店舗のある銀行で住宅ローンを組みたい。」という方も多いです。
このニーズを、ネット銀行の低金利のメリットを残したままで実現しているのが、ミスター住宅ローンREALの特徴です。
実際に、住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンもミスター住宅ローンREALの金利も同一(変動金利の場合)ですので、不安のある方は、ミスター住宅ローンREALで相談してから決めるという流れで進められますので安心です。
ミスター住宅ローンREALと住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンの違い
ミスター住宅ローンREALと住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンの金利や全疾病保障が無料で付帯するという点は、ほぼ同一ですが、では何が違うのでしょうか。
細かい違いは多々ありますが、細かすぎると難しくなってしまうので、ここでは知っておいた方が良い違いについて紹介していきます。
なので、ここに記載しているものが、すべての違いというわけではないのでご注意ください。
・ガン診断給付金特約はネット専用住宅ローンのみ
・ミスター住宅ローンREALの場合印紙代が必要
・住宅ローンの上限金額が違う
・全疾病保障保険の保険金が出る条件が微妙に違う
各項目について違いを紹介していきます。
どちらも住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品です。
そもそも押さえておきたいポイントとして、
ネット専用住宅ローンもミスター住宅ローンREALもどちらも、住信SBIネット銀行の住宅ローンの商品です。
ネット専用住宅ローンは、専用とあるとおりに、住信SBIネット銀行のホームページからの申込となります。
一方ミスター住宅ローンREALは、各店舗からの申込のみとなりますので、ホームページからの申込は出来ません。
これ以外と盲点な気がします。
ミスター住宅ローンREALは店舗専用と考えれば良いですね。
なので、お近くに店舗がない場合は、ミスター住宅ローンREALを利用するのは実は大変になってしまうというデメリットがあります。
とは言え、店舗は都市圏を中心に増えております。
店舗の種類としては2種類あります。
・SBIネット銀行の専属銀行代理店「ローンプラザ」
・SBIマネープラザ株式会社
の2種類です。
いずれも都市圏を中心にして店舗を構えています。
ミスター住宅ローンREALは、SBIネット銀行の代理店用の住宅ローン商品と言う位置づけを考えてみると分かりやすいかもしれないですね。
所属銀行:住信SBIネット銀行株式会社
銀行代理業者:SBIマネープラザ株式会社
許可番号:関東財務局長(銀代)第268号
取扱業務:円普通預金及び円定期預金の受入れを内容とする契約締結の媒介(勧誘及び受付)
※並びに資金の貸付けを内容とする契約締結の媒介(勧誘及び受付)当社は、銀行代理業に関して、お客さまから直接、金銭のお預かりをすることはありません。
※ただし、住宅ローン取引に付随するもののみを指す
金利が一部違う
ミスター住宅ローンREALと住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンの違いについてですが、
固定金利が一部違っています。
変動金利の場合は同じですが、固定金利のタイプでは年数に応じても違いが出てきています。ネット専用住宅ローンの方が安いイメージがありますが、実はミスター住宅ローンREALの方が安い場合もあります。
もしも固定を金利での検討がある場合は、店舗にてじっくり相談されると良いでしょう。
住宅ローンの上限金額の違い
上限金額に違いがあります。
ネット専用住宅ローンは1億円まで。
ミスター住宅ローンREALは2億円まで。
となっています。
1億円を超える住宅ローンを希望している場合は、そもそもネット専用住宅ローンでは足りないということがありますので、ミスター住宅ローンREALで店舗にて相談ということになりますね。
全疾病保障の給付対象が若干違う
全疾病保障の内容が実はちょっと違います。
同じ「全疾病保障」と呼ばれていても、保険会社は、ミスター住宅ローンREALがSBI生命保険株式会社。
ネット専用住宅ローンがカーディフ損害保険株式会社と違います。
ネット専用住宅ローンの場合
とあり、8大疾病以外で入院した場合は、12ヶ月間、就業不能が続いた場合は、ローンの残債額が保障される内容になっています。
これに対し、ミスター住宅ローンREALの方では、
8疾病以外の疾病または傷害により就業できない状態が24ヵ月を超えて継続した場合、住宅ローンの残高が0円になります。(但し、「0円」になるためには所定の条件(※)があります。)就業不能状態が24ヵ月に満たない場合は、毎月のローン返済相当額を保障します(但し、就業不能発生より3ヵ月間は免責期間となり、毎月のローン返済相当額は保障されません)。また、就業不能状態が12ヵ月を超えて継続した場合、見舞金が支払われます。
出典:SBIマネープラザ公式HP
このように保険の商品設計が違いますので、保険部分を重視してSBIネット銀行の住宅ローンを検討している場合は、よく比較した方が良いですね。
※詳細は各ホームページおよび店舗にて必ずご確認ください。※
まとめ~ミスター住宅ローンREALがおすすめの方~
ミスター住宅ローンREALの特徴と、住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンとの違いについて紹介してきました。
最後に、ミスター住宅ローンREALがおすすめの方の特徴をまとめておきます。
・ネット銀行を使うことに抵抗がない
・抵抗はないが若干の不安はある
・8疾病保障の団信は入ろうと思っている
この4点すべてにあてはまるという方で、店舗を利用できる距離にお住まいの方には特におすすめです。
店舗が利用できる安心感がありますので、どうしようかな~と思ったら、とりあえず、店舗に行って不安に感じている点を相談してみると良いですね。
疑問や質問を直接聞けるのが店舗のメリットですので。
店舗での相談には、ご希望の店舗に来店予約をしてから行く流れになります。
時間によっては、予約がいっぱいで相談できない場合もありますので、まずは予約してから相談にいきましょう。
もちろん、相談無料ですので安心です。
ネット専用の方が良いという方はこちらから!
以上、住信SBIネット銀行のミスター住宅ローンREALについて説明してきました。
当コンテンツが、住宅ローンを検討している方にとって、住宅ローン選びの参考になれば幸いです。