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住宅ローンの事前審査を複数出すデメリットは?注意点は自分で出すタイミング!

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「住宅ローンの事前審査を複数出すと審査に影響がある。」そんな噂を耳にしたことはないでしょうか?

これって本当でもありますが、嘘でもあります。

では、どういう場合に住宅ローンの事前審査を複数出すと問題があるのでしょうか。

そもそも、事前審査を複数出すデメリットってあるのでしょうか。

 

僕が思う事前審査を複数出すことにおける最大の注意点は、自分で出すタイミングだと考えています。

 

ここでは、事前審査を複数出すことによるメリットとデメリット。また事前審査を出すタイミングについて紹介していきます。

 

住宅ローンの事前審査を複数出すデメリットと問題になるケース。

「住宅ローンの事前審査を複数出すと、本審査に影響が出る!」は結論から言うと嘘です。

 

なんでそんな話が噂としてあがってきているかは2つの理由が考えられますが基本的には嘘です。

 

本当に問題があるとすれば、事前審査を10コとか20コとか出していたすれば、問題になる可能性はあります。

問題になる理由は、異常だからです。

 

ちなみに、大前提として知っておくと良いのは、住宅ローンの事前審査やクレジットカードの審査を出すと、銀行や保証会社、信販会社などが、個人信用調査を開示します。

 

この開示したという情報が履歴に残るので、次に事前審査を出した銀行は、その履歴を見た時に、「○○という銀行にも審査を出しているんだな。」ということが分かります。

 

この時に例えば、クレジットカードを作成した履歴が、10コも20コもあれば、「何かあるのでは?」と思うでしょうし。

事前審査を、10コも20コも出していれば、「何か問題があるのかな?」と思うでしょう。

その結果として審査を否決としてもおかしくはないということが言えます。

 

つまり普通にしていれば複数出しても問題ないということですね。

 

では、普通ってなんでしょうか?

普通に考えて、住宅ローンの比較を2~3コはしたい!

住宅ローンって、最大で35年間毎月毎月付き合う商品です。

その商品を「選択肢なしの一択!!」

っていう方が本来は珍しい考え方だと思うんですよね。

ですが、不動産営業マンの言うままに、「不動産会社が提携しているから」とか、「すすめられたから」という理由で、他に審査をすることなく、決めるケースが実に多いです。

もっとも、それが最適な条件である場合もありますが、不動産会社が単純に慣れていて楽だから。

という理由がおうおうにしてあります。

 

この当たりの事情は下記コンテンツにも記載しておりますのでよろしければご参照ください。

関連:住宅ローンの事前審査と本審査の違い。審査にかかる期間と日数まとめ

 

条件が良さそうな銀行を2~3個選択して、事前審査が通ったところから選択して、住宅ローンの本審査に進めたいというのは普通だと思います。

なので、純粋に比較したいという理由で、2~3コに事前審査を出す分には問題ないです。

 

本審査への影響はありません。

 

先程、本審査に影響が出るという噂の理由は2つ考えられるという話しをしましたが、その一つの理由は、不動産会社が、取引をすすめやすくする為に、事前審査はあまり出さない方が(自分にとって都合が)良いと言う話しになったのではないかと思います。

 

もうひとつの理由は、「クレジットカードを一気に複数作ると非承認になる。」という理由が転じたのではないかと思っています。

クレジットカードの場合は、使用限度額がありまして、それが与信枠としても考えられるので、実際に複数一気に出すと審査に通らないという問題があります。

それと同様に、住宅ローンの事前審査も複数出さない方が良いという話になっているのではないかと個人的には思っています。

個人情報については、下記コンテンツに詳細がありますので、ご参照ください。

関連:【住宅ローン】ブラックリスト(異動)でも審査に通った話。

 

住宅ローンの事前審査を複数出すたった一つのデメリット

普通にしている限り住宅ローンを複数出すことにデメリットはないと話して来ましたが、デメリットは一つだけあります。

それは「手間がかかる。」ということですね。

住宅ローンの事前審査には、通常、個人の情報に加えて物件情報も提出する必要があります。

入力するのが大変です。

まぁ、一度資料を集めれば後は、同じ作業の繰り返しなので、単純作業と言えば単純作業ではありますが。

また、どこに事前審査を出すのか比較するのも手間がかかることですね。

そのエネルギーを使うことは、デメリットと言えるでしょう。

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住宅ローンの事前審査を複数出すメリットは?

住宅ローンを複数出すメリットはどこにあるのか考えてみましょう。

 

住宅ローンの事前審査を複数出すメリットは3つあると僕は考えています。

順に見ていきます。

メリット1:ネット銀行でも住宅ローンが組めると知ること。

一つ目のメリット言えるのは、ネット銀行の事前審査に出すことで、ネット銀行でも住宅ローンが大丈夫という内定をもらえるのはメリットです。

 

じぶん銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、ARUHIなどのネット銀行の場合は、金利、手数料、保証料に個人差はないということが言えます。

審査が承認か落ちたかのどちからしかないということです。

つまり、何が良いたいかというと、各銀行の公式HPで記載されている金利や保証料、手数料、付帯サービスがそのまま住宅ローンの条件となります。

個人の俗世に影響されないという大前提があります。

 

メリット2:都市銀行で事前審査で自分にあった金利を知れること。

みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行などの都市銀行においての事前審査は、銀行によっては、俗世によって、審査金利が異なってきます。

俗世というと、年収や職業、預貯金、住宅ローンの希望金額などによって、審査結果が変わってきます。

銀行によっては、ネット上に記載されている金利よりもさらに優遇金利を用意しているところもあります。

また、不動産会社との提携で優遇金利が適用されることもあります。

 

つまり、都市銀行に関しては、事前審査を出してみないと、自分がどういう条件で借りられるかは分からないと言えます。

 

メリット3:信用金庫で交渉できる材料になるかもしれない。

信用金庫はもっとも地場に密着している銀行ですので、住宅ローンの条件の交渉が出来ることもあり、もっとも融通が効く可能性があります。

もちろん俗世にもよるのですが、「都市銀行の条件よりも良い条件で出します!」となるケースもあります。

年々、交渉の余地がなくなってきている感覚もありますが、信用金庫と付き合いがある場合は相談してみると良いでしょう。

または、不動産会社が地場に密着している場合、提携のような扱いとなることもあります。

 

住宅ローンの事前審査を自分で出す注意点はタイミング!

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住宅ローンを複数出す時の注意点は、タイミングです。

早めに事前審査を自分で出しておくことが実はすごく大事だと言えます。

 

というのも、物件探しをして「ここにしよう!」と思うと、不動産会社のすすめで事前審査をします。

そのスケジュール間で、事前審査から契約、引き渡しまでのスケジュールが矢継ぎ早に掲示されます。

その時になってから、住宅ローンの比較をはじめると、間に合わないということがよくあります。

 

特にネット銀行の場合は、不動産会社の営業マンが間に入ってすすめるというのはなかなか難しいので、余計に営業マンが把握できるところですすめたがります。

よって、ネット銀行など自分が本当はそこにしたいというところがあっても、選べないという事情が発生することも。

客観的に考えると、住宅ローンを払うのは買い主なので、「住宅ローンの選択は、買い主の自由でしょ?!」と思うところですが、このタイミングでは物件が欲しくなっているので、気持ち的に住宅ローンで時間をかけたい旨を主張しにくくなるという事情があります。

結果、言われるままに、複数事前審査を出すこともなく・・・

ということがよくあります。

 

もともと、都市銀行や信用金庫など、店舗がある銀行でローンをすすめたいという場合は特に問題がないです。

ですが、ネット銀行や、一部の信用金庫、ろうきん、会社の福利厚生での住宅ローンなど、不動産会社が間に入れないところで住宅ローンを組みたいという場合は、早めに調べておくことが大事です。

 

検討中の段階でも事前審査を出すことは可能ですので、早めのタイミングで事前審査を自分ですすめておくのは、よりよい条件をもとめるならば必要なことと言えます。

 

まとめ

長くなりましたので、まとめますと、

 

・事前審査を複数出すことは問題ない。

・デメリットとしては手間がかかる。

・事前審査を複数出すメリットは、比較ができること。

・事前審査を出すタイミングは早めに出そう。

ということですね。

 

最後に、一つ注意点としては、事前審査を複数出す場合には、ネット銀行においては、審査金利や条件は審査に影響されないので、よく検討した上で、一つだけ決めてから事前審査を出すと良いでしょう。

もしも第一希望に落ちた場合でなければ複数のネット銀行に事前審査を出してもあまり意味がないです。

 

なので、事前審査を複数出す場合は、ネット銀行と検討中のリアル店舗、不動産会社のススメの3種類の銀行への事前審査が良いでしょう。

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