新築で注文住宅を建てる場合に調べることは実に多くのことがあります。
間取りにはじまり、外観、内装、設備、外構・・・
土地から探して注文住宅を建てる場合は、さらに土地探しも必要となりますね。
こだわりの程度にもよるのですが、新築ですので、できるだけ想いをのせて、家族らしさが詰まっている新築にしたいですよね。
またこだわりの新築であればあるほど、「後悔したくない。」「失敗したくない。」という想いは募ります。
そんな中で、お客様と打ち合わせをしていて、よくある後悔事例が、
「もっと早く調べておけばよかった・・・。」
「準備するのが遅すぎた。」
「打ち合わせに数ヶ月と期間はあっても仕事しながらだと調べる時間が足りない・・・。」
というものです。
前々から調べて準備しているつもりでも、「思っている以上に時間が足りない」というのはよく聞くフレーズ。
確かに外観一つとってみても、サイディングにするのか、モルタルにするのか、タイルにするのか・・・さらには、デザイン、色合い、モルタルで塗装するとなると塗料のグレードなどの細部にもこだわることもできます。
こうやって見ていくと、早く調べるのに越したことはないと言えそうです。
では、後悔しない為には、実際にいつからどういう準備をしていくのが良いのか検討していきたいと思います。
お問い合わせいただくのは、だいたい1年後ぐらいには新築を!
建替えで注文住宅を考えているお客様からの相談で多いのは、1年後ぐらいには新築したいというもの。
新築と行っても、着工するのか完成するのかでも違うのですが、1年後ぐらいには引っ越ししたい(つまり完成)という希望をおっしゃっていただくことが多いですね。
その場合は、漠然としているケースも多いので、具体的に何月に引っ越したいというのはないですね。
最近ですと、どうせなら「増税前に・・・・」という話しが増えてきました。
ちなみに、この時点で下準備をバッチリしているという方はあまりいないですね。(貯金などの資金の準備は別ですが。)
そして、手順を一から説明して、3~4ヶ月ぐらいかけて新築計画をまとめて、半年後の着工を目指して1年後に引き渡しというようなイメージです。
いきなりヨーイドン!で始めると、準備期間としては、3~4ヶ月程度は取れることになります。
なりますが、都度打ち合わせの度に宿題が出てそれについて調べてとなると結構忙しいです。
あまりこだわらない場合は、標準仕様と、オプションの中から選べばOKなのですが、それ以外のオリジナルなものでと調べだすと時間が圧倒的に足りないということに。
そして、このタイミングで調べだすと、「もっと早く調べておけば良かった~!!」という後悔を生むことになります。
そもそも、オリジナルなものを取り入れられるかどうかはハウスメーカーによってはNGなところもありますので、本来は、業者選びの段階でこだわりのポイントはまとめておきたいところです。
自分が家を建てた時の準備はいつからしたかと言うと・・・
僕が家を建てる前に準備を開始したのは、完成引き渡し時からするとちょうど3年前からでした。
具体的何をしたかと言うと、
・展示場に行く
・資料請求をどんどんする
・土地情報を漠然と探し始める
という準備をはじめました。
資金計画的な準備も必要だった為に、「良いところが見つかれば決める」と本格的にスタートしたのは、その2年後からです。
3年前から下調べを始めるメリット
早ければ早いほど良いと個人的には思っているのですが、3年前というのはある種ちょうど良いのかなとも思うラインです。
というのも、あまりに長いと漠然としすぎてて、調べるのにも本腰が入らないという点。ですが、3年後というとある程度イメージも出来ますし、早まる可能性も考えると、そこまで早すぎる時間ではないという点が言えます。
また、土地から探す場合、土地情報って思っていたよりも早いタイミングで「これ良いな!」というものに巡り合ったりするものです。
そうなると、思っていた以上に早く注文住宅の計画をする必要が出てきます。
また、もう一つ言えるメリットが、例えば展示場に行った時に計画時期を聞かれると思うのですが、「3年後ぐらいに注文住宅を考えている。」というと、あまりきつい営業はしてこないというのも言えます。
というのも、営業をしている立場からすると、3年後に考えている方に、今営業できることって、そうそうないんですよね。
土地から探しているとすれば、土地情報を送る程度は出来ますが、せいぜい資料を時折送ることぐらいしかやりようがないというのも言えます。
それであれば、1年以内で考えているお客様へ労力も時間も注ぐということになります。
つまり、3年前から準備することで、落ち着いて下準備が出来るというメリットがあります。
だからと言って、資料請求すると迷惑なのかというと、そんなことはなくて、自社の商品をアピールできるチャンスであることには違いがないので、資料請求は嬉しいものですので、遠慮せずに情報収集するべきだと思っています。
注文住宅の下準備にオススメの3つの方法
では、下準備を進めるにあたって、どんな方法がおすすめかを紹介していきます。
さまざまな方法はあると思いますが、おすすめの方法が3つあります。
住宅展示場へ行く
家を建てようと思ったらパッと思いつく方法が、住宅展示場をまわるというものです。
この方法は、実は結構オススメだったりします。
あまりにメジャーなのであまり考えないかもしれないですが、早めであればあるほど行った方が良いと個人的には思います。
というのも、比較できて分かりやすいし、訓練された営業マンが自社のポイントをアピールしてくれるという点があります。
さらには、住宅展示場は他社と比較されることが当然ですので、他社にくらべて比較すべきポイントを話してくれることです。
つまり、
家を建てる時に比較した方が良いポイントが分かる。
自分で調べた時に比較できるようになる。
というスキルを提供してもらえます。
いきなり自分で調べると、何を基準に見て良いのか分からない為、見ていても何が良いのか分からないということになってしまいます。
実物を通して、比較基準を知ることで、自分での下調べがより実りあるものになります。
また、部屋のサイズ感を覚えるのにも役立ちますね。
6帖だとこのぐらいの大きさとか、22帖だとこれぐらいとか。ホームエレベーターをつけるとこのぐらいの速度とか。体感できる価値はやはり経験しておいた方が良いと思います。
雑誌やインスタ、pintrestなどを見る
以外と見落としがちなのが雑誌。
本屋さんで趣味のコーナーに行くと様々な趣味ごとの家の雑誌が売っています。
それを見ることで、好みの雰囲気の家が見つかりますし、それを実現する為のアイデアの詳細が分かります。
また同様に好みの雰囲気を知る為に、インスタやpintrestもオススメです。
雑誌で言うと、ナチュラルな雰囲気の「come home」。スタイリッシュなものやテーマ毎に特集される「Brutus casa」などもおすすめです。
カタログを請求する
最後におすすめの方法が、ハウスメーカーや工務店に資料請求する方法です。
カタログを実際に送ってもらうことで、各社の特徴や施工事例を知ることが出来ます。
具体的な、見積もりやプランの作成は、各社から資料請求した上で、ある程度絞り込んでから2~3社に問い合わせするのが良いのではないかと個人的には思っています。
その前段階として、下準備の段階で、早めにカタログ請求をしておくとスムーズですね。
オススメの資料請求の方法は、HOME’S注文住宅を利用したカタログ請求です。
HOME’Sの注文住宅からの資料請求では、対応しているエリアでの絞り込みや、同じハウスメーカーでもテーマ毎のカタログの請求ができるようになっているという特徴があります。
例えば、二世帯住宅特集とか、省エネ対応のカタログとか、収納読本とか、ZEH、狭小住宅とか・・・
もちろん、ハウスメーカーがそのカタログを特集していればという前提ではありますが、幅広く請求することが出来るのはメリットかと思います。
ちなみに、1000万円台から建てられる施工店のカタログ請求は特に人気のようです。一度に5~6社から資料請求することも普通に多いですので、気になるカタログがあれば取り寄せてみましょう。
もちろん、送料もかからないですし、無料で利用できますので、下準備としては欠かせないおすすめの方法です。
カタログ請求はこちらから→HOME’Sで住宅カタログを徹底比較<無料>
ちなみに、建築予定時期と土地の有無に関してですが、正直に書くのはもちろんではありますが、下準備の場合は、未定とするよりも2~3年以内の方が良いかと思っています。
未定だと、本当は早いかもしれないと熱が入った営業となる可能性もあります。逆にすぐにでも建てたい事情がある場合は、早めのところにしっかりとチェックしましょう。
早めの対応をしてくることが多くなると思います。
また土地の有無も正直に書いておいた方が良いでしょう。
土地も探して欲しいと考えている場合は、備考欄にその旨も記載しておくと良いかと思います。
まとめ
以上おすすめの3つの方法をご紹介してきました。
展示場も併せて活用することで、カタログの見方が膨らみますし、展示場にはないハウスメーカーや工務店の情報も自身で見比べやすくなるので、3つの方法を併せて活用されることをおすすめします。
また、HOME’S注文住宅からカタログ請求をすると、HOME’Sより無料で「はじめての家づくりノート!」が全員にもらえます。
家づくりのノウハウ本となっていますので、家造りの最初であればあるほど、カタログ請求した方が良いと思います。
そろそろ新築の準備しようかな~と思ったら、少し興味のあるカタログを数冊請求してみると良いと思います。
カタログ請求はこちらから→HOME’Sで住宅カタログを徹底比較<無料>