不動産は「夏に売れない!」は本当か?春夏秋冬の成約状況と価格を調べてみた!

夏、家、売れない

2月~3月は不動産の繁忙期とはよく言われますが、不動産の閑散期はいつかと言うと、夏と言われています。

「夏は不動産は売れない」というのを聞いたことがあるかもしれないですね。

でもこの繁忙期、閑散期って本当なのでしょうか?

不動産の売買における春夏秋冬の販売状況の実態をデータをもとに検証してみたいと思います。

そして、価格的には、閑散期と繁忙期のどちらに家を買うと得なのか?それとも変わらないのかも考察していきます。

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春夏秋冬の販売件数と販売価格

1年間を通して、春夏秋冬の成約状況を見ていきます。

参考にしたデータはレインズから発表されている売買動向の資料をもとにグラフ化しています。

いずれも首都圏の成約事例で、「新築一戸建て」「中古戸建」「中古マンション」をグラフ化してみました。

まずは、新築一戸建ての売買状況です。

新築戸建て成約状況

新築においては、成約価格はかなり波が見受けれます。

成約件数においては、繁忙期と呼ばれる2月がピークで、夏に売れないと言われるように8月にがくっと下がっています。

成約価格に関しては、8月3月に極端に下がっていることが見受けられます。

中古戸建成約状況

続いて中古戸建てを見ていきます。

成約件数は、繁忙期の3月をピークにして、閑散期の8月が最も少なくなっています。

金額に関しては、6月8月が安くなっているようです。

中古マンション成約状況

中古マンションの場合も成約件数は3月がトップで、8月が最小値を記録しています。

成約価格を見ると、閑散期の8月には、値段が上がっているのが分かります。

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「不動産は夏は売れない」は本当か?!

上述のグラフを見てみると、夏、特に8月に関しては明らかに成約件数がガクっと下がっています。

これは新築においても、中古においても同様です。

7月は新築の場合若干下がるものの6月とさほど変わらず売れていますので、夏売れないの実際のところは、「8月は売れない。」と言いかえることが出来そうです。

そして、繁忙期と言われる、2月から3月にかけては、やはり年間を通して一番成約件数が多くイメージだけではなくて実際も繁忙期と呼べそうです。

閑散期と繁忙期の成約価格の関係性

新築戸建てや、中古戸建てにおいては、閑散期の8月には、成約価格もぐっと下がっていることが見受けられます。

一概には言えないと思いますが、考えられるのは値引きをしたということかではないでしょうか。

売れないのは困るので、割引してでも成約をつくりたいという気持ちが垣間見えます。

逆に、繁忙期の3月は、売れやすいため強気な値段設定のまま売れていることが中古戸建て、中古マンションの成約価格を見ると考察されます。

ですが、面白いのは新築戸建ての3月の状況です。

成約件数は、決して少なくないのに、成約価格はぐんを抜いて下がっています。

直近の一年を見るともっとも安くなっています。

これはなぜでしょうか?

ここから考えられるのは・・・・決算セールかと思われます。

「今月契約してくれたら、◯◯◯万円値下げしますっ!!!」というようなセールストーク。

「決算なので、今月なら値引きもなんとかなります!」というトーク。

 

中古の売買の場合は、売り主は個人の方が多いので、決算セールというのは考えがたいですよね。

そのため、中古戸建てや中古マンションにおいては、販売価格が下がることはないのに、新築戸建ての値段は下がるという状況が生まれるのかと考えれます。

新築の場合は、業者が売り主の場合がほとんどですので、決算期の割引合戦は想像できますね。

体感としてもやっぱり夏は売れない・・・

夏、不動産事情

営業マンとして、年間を通して家を売っているわけですが、夏はあまり売れないのは、体感的にも感じています。

なぜか?!

それは暑いからです。

「夏は暑い!」ってそのままなんですが、建物の内覧をする場合にエアコンがない場合がほとんどですので、とにかく暑すぎて落ち着いて見れないんですよね。

売り手も買い手も汗だくになりながらあまり頭がまわらないという事態におちいります。

よって、何もこんなに暑い時に買わなくても・・・・

と思いがちです。

また、夏はプールに海と行楽シーズンでもありますので、暑い中家を見るよりは遊ぼう!

ということに。

 

その結果、秋になって涼しくなってくると、動き出すという流れがあります。

 

ちなみに、夏のあるあるですが、

盆休み前の申し込み→盆明けの申し込み撤回。

というのはよくあるパターンです。

理由は、盆休み前に、案内して買うつもりで申し込みをします。

そして、休み中に親や親戚とあって家を買う話題になります。

親や親戚に相談した結果、思いの外、反対されて意気消沈。

結果、休み明けに朝一番に電話がなりやっぱりやめます。

という連絡がくるというケース。

結構あるあるです。営業マンとしては、夏休みや正月休みなど大型連休がある時は、その前に契約をしたがるかと思いますが、その理由は、「気が変わってしまう前に契約を!」ということですね。

 

以上、不動産は「夏に本当に売れないのか」という点について見てきました。

確かに夏は売れないようです。

ですが、それゆえに値引き交渉ができるチャンスかもしれないですね。または、3月の決算期を狙って購入するというのも一つの手かもしれません。

とは言え、不動産は「縁」とよく言われますが、ピンと来る物件が見つかったら、季節がいつであろうと、その物件の購入をすすめた方が良いと思います。

変に待ったりして、売れてしまうと非常に残念です。当たり前ですが、不動産には同じものは2つとしてないので、出会ったタイミングがベストなタイミングだと僕は思っています。

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