住宅において、AIやIOTが本格化するのは、しばらく先かなぁなんて思っていたら、早くも、実際の分譲マンションで販売開始されました!!
それも海外の話しではなくて、日本の東京のお話。
販売されるマンションは、株式会社インヴァランスによる分譲マンション「LUXUDEAR 芝公園 」。
実際にAIが搭載された住宅はどのような機能を持つのか?
また、人工知能(AI)で住宅自体をIoT化するシステム「CASPER」とはどんなシステムなのか?
について紹介していきます。
また気になる販売価格はいくらなのか?についても近隣の相場も踏まえて考察してみます。
AIを住宅に搭載するとどうなる?
AIを住宅に搭載するというイメージが、正直あまりピンと来ていなかったです。
せいぜい、「照明つけて!」と言うと、照明がつくとか消せるとか。IOTの導入で、スマホで外出中にも家の中のコントロールが出来たり、もちろん家の中にいながらもすべてのリモコンとして機能したり。
と言うイメージが限界でした。
ですが、実際の、AI搭載の住宅は生活パターンを学習して、生活に合わせて住宅が自動で可動するというもの。
百聞は一見にしかずということで、
思っている以上快適そうですね!
CASPERとは?
CASPERを搭載したAI住宅がどんなものかは、動画をご覧いただけると分かると思います。
ですが、CASPERとは、どういう仕組みになっているのでしょうか。
公式サイトによると、キャスパーとは、
CASPAR(キャスパー)は住んでいる人の生活習慣をAI(人工知能)によって理解し、
入居者様の快適な生活環境を共につくることができるプラットフォームです。
スマートスピーカーによる音声での操作や、センサーによる自動照明など
今まで感じたことがない快適な居住体験ができる最先端のスマートホームを。
出典:https://www.invalance.co.jp/caspar/
とあります。
このセンサーは、100個以上の数が設置されており、居住者の行動をセンサーでキャッチして人工知能で生活パターンを予測して、時間に応じて照明やカーテンなどの自動操作が出来るという仕組みです。
近未来のような生活環境が実はもう既に始まっていることに驚きが隠せないですね。
そして、CASPARも含めてAIはこれからどんどん研究開発が進んでいます。今後どこまで住環境が変わるのか、楽しみです!
AI搭載マンションの分譲価格はいくら?
LUXUDEAR 芝公園の中で、AIのCASPERが搭載されているのは、限定3戸。全43戸の部屋数を持つマンションの中で3戸のみに搭載されています。
間取りは2LDK で専有面積: 50.27㎡。
そして、価格は、 6980万円~7080万円という価格帯です。
パッと見、かなり高っ!って思うところかもしれませんが、場所は、芝公園駅徒歩5分です。
住所は、港区芝。
それを思うと、CASPARがついているから高いというわけではなさそうです。
例えば、近隣において、2018年4月現在販売中のマンションを見てみると、
芝公園徒歩3分の、ザ・パークワンズ 芝公園、面積は、50.37m2で、7300万円(予定)。
他には、クレストプライムタワー芝。
2LDK+WICの専有面積: 62.24m2で、販売価格は、 8058万円。
単純比較ですが、坪単価にしてみると以下のとおり。
マンション名 | 専有面積 | 販売価格 | 坪単価 |
LUXUDEAR 芝公園 | 50.27㎡ | 7080万円 | 約465万円 |
ザ・パークワンズ 芝公園 | 50.37m2 | 7300万円 | 約479万円 |
クレストプライムタワー芝 | 62.24m2 | 8058万円 | 約428万円 |
こうやって見比べてみると、CASPERを搭載しているAIマンションだからと言って、それでかなり高価になると言うわけではなさそうです。
未来の住宅だと思っていたAI住宅ですが、機能だけではなくて、価格面からも本格的な幕開けと言えそうです。