火災保険の10年越えの契約ができなくなると発表されてしばらくたちました。
この期間には、新築を住宅ローンで購入された方には基本的に、35年をおすすめしてきました。
いよいよ、火災保険の値上げが間近に迫ってきております。
火災保険の10年までの契約はいつからはじまるのか?
また35年との保険料の価格差はいくらになるのか?
をご紹介してきます。
火災保険10年越え廃止の改正はいつから?
火災保険の10年越えが廃止されるのは、2015年10月1日からです。
35年契約は今月(2015年9月)までとなっています。
いよいよ35年が組めなくなります。
残念ですが仕方がありません。
今できることを考えてみると、今月9月に引渡しを控えている方は、できるだけ35年を組むということ。
また既に火災保険を組んでいる方は9月中に火災保険の見直しを行うこと。
ができるのかなとも思います。
住宅購入の際って諸費用が様々かかりますよね。
その中で、火災保険の金額を押さえる為に、割高なのはわかっていても短い年数で組まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、今月中に再度、火災保険内容や保険料の見直しをするのも良いかもしれないですね。
火災保険。10年と35年では保険料はいくら違う?価格差に迫る!
長ければ長いほど割引になる。というのはなんとなく知っているもの。
ですが、いくらぐらい価格差があるのかは、以外と知らなかったりもします。
この機会に、ご紹介します。
長期期間の保険の方が割引率が高くなりますが、その割引率を1年毎の契約と比較して算出すると、
10年で、18%
35年で、30.7%
1年当たりの保険料が30000円の場合
10年の保険料が、24,600円/年 35年分にすると861,000円
35年の保険料が、20,790円/年 35年分にすると727,650円
その差額は、なんと133,350円にもなります。
大きいですね。
1年毎に毎年更新する場合との価格差は、172,350円
長期契約はやはりお得ですよね。
(※割引率は、価格.comより引用。)
2015年10月の改正で火災保険を見直すならば?
2015年10月からの改正で火災保険の値上げも伴います。
それに応じて、様々な割引制度も保険会社ごとに用意はされています。
例えば、「築浅物件割引」など、新たな割引制度をほとんどの損害保険会社で設けています。
築年数が10年未満であれば、築1年以下は10%割引、築2~9年では築年数などに応じて1~10%の割引などという具合です。
FP(ファイナンシャルプランナー)のコラムなどを見ていると、火災保険のオプション(特約)の見直しをしましょう。
と書かれていたりします。
なるほどな~と思うのですが、なかなか火災保険の特約が必要かどうか?って判断に迷うもの。
そんな時に、見積もりをとるというのも一つの有効な方法ですし、プロのFPに相談するというのもおすすめできる方法だなと思います。
いよいよ、2015年10月を目前に控えて、火災保険との向き合い方を考える良い機会かもしれないですね!