使いはじめると、非常に便利なガス乾燥機の乾太くん。
個人的には、もはやなくてはならない存在になっていますが、共感される方も多いはず。
便利さに喜びつつ、使いなれたぐらいで、急にエラーが出てきたりしてませんか?
エラー番号は「05」。
説明書を見てその流れに沿ってフィルター掃除しているのに、直らないという時の対処方法について紹介していきます。
エラー05はフィルターの目詰まりのエラーです。
説明書を見ると「05」は温度検知サーミスタ(フィルター詰まり異常)とあります。
糸くずがフィルターにたまりすぎてて、エラーになってますよ~という表示ですね。
この場合は、フィルターのお掃除をすることで解決となります。
説明書には、原因と対処方法がかかれています。
対処方法は2種類ありまして、フィルターの掃除、もしくは、機器内部および排湿筒の詰まりの解消の2種類です。
フィルター掃除の方法
ドアを開けたところの裏面になりますが、フィルターがありますので、つまみをまわして取ります。
するとこのような状態になりますので、このフィルターについている布ぼこりを取り除きます。
また、このフィルターもつまみをまわすことで外れますので、さらに内側の掃除もすると良いでしょう。
これで解決しない場合は吸気口のほこりが原因ということも考えられます。
吸気口のフィルターは本体の横の部分にあります。
これをはずしてフィルターのほこりを取り除きます。吸気口がふさがっていると、空気が足りずに燃焼不足となってエラーとなります。
この2箇所を掃除しても直らない場合は、業者を呼ぶことになるのですが、業者を呼ぶ前に自分でも出来るのか調べたいところです。
原因が分かれば、自分でも作業できる内容でもあります。
排湿筒が詰まっている状況が考えられます!
我が家の場合は、これが原因だった分けですが、排湿筒に糸くずが詰まっていてエラーになってしまっていたようです。
我が家は新築時に導入して、半年ぐらいたった頃だったかと思うのですが、頻繁に「05」のエラーが発生するようになって、次第に毎回エラーになり使用不能になりました。
そこで上記のようにフィルターの掃除をするものの直らない。
ということで、東京ガスの方に来てもらって直してもらいました。
原因は、排湿筒の詰まりだったわけですが、新築後まもなく詰まった理由は、ガラリの虫除けネットでした。
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このネットは虫よけのネットで、ここから室内に虫が入らないようにする為のネットなのですが、これが原因で糸くずが内側にたまってしまい、05のエラーが起きていました。
ガス屋さんに来てもらったところ、原因が分かったのですが、このガラリはコーキングでぴっちり止められており、取り外しが不能でした。
対処方法としては、「新築した工務店に虫除けネットのないタイプのガラリに変えてもらうように」とのことでしたが・・・
気を利かせてくれて、網だけ無理矢理切り取ってよければその場で直してくれるとのことで承諾。
そうしたらその場でコーキングを外して、一度ガラリを取り網を切って直してくれました。コーキングが茶色の為手元に茶色のコーキングないのとのことで、後日茶色のコーキングを用意してくれて丁寧になおしてくれました。
そして、それ以降「05」のエラーは発生していません。
業者を呼ぶことでかかった費用は?
業者を呼びたくない理由の一つに費用が発生するということがあるかと思いますが、このエラーに関しては、費用はかかりませんでした。
保証期間内ということが大きい理由かとは思いますが、無償で対処してくれたのは嬉しかったですね。しかも丁寧に茶色のコーキングまで後日用意してくれるという。
この辺りは善意でやってくれていると思うので必ずそうしてくれるということはないかと思いますが助かりました。
そして、このフィルター目詰まりエラーの「05」は、新築時に乾太くんを導入している家には多いようです。というのも、最近の新築のガラリは、虫除けネットがついているケースが多いので、同じ用につまってしまうとのことです。
本来であれば、乾太くんの排気部分のガラリは虫除けネットのないものが望ましいそうですが、そこまで建設会社が把握できていないのが実態のようです。
無償で直してくれるならまだ良いですが、保証期間外とかで無償で直らない場合は、原因が分かっていれば自分で取り外してコーキングしておくというのもそんなに難しい作業ではないと思います。
とは言え、自分でやるのは難しいという方の方が多いとも思いますので、エラー05が頻繁に出るようになったら、時間をおかずに早めに問い合わせした方が良いですね。