ひと昔前は、「家事室」と呼ばれていたスペース。
それが、「家事コーナー」になり、最近では、「ママコーナー」と呼ばれるように。
「書斎」というと「パパ」のイメージが強いので、ママコーナーという言葉に派生したのかなとも思いますが。
実際のところ、ママコーナーは何する場所なのでしょうか?
そして、新築の時に敢えて設ける必要はあるのでしょうか?
考えていきましょう。
家事室と、家事コーナーの違いは?
家事室と家事コーナーって何が違うのかと言うと、
家事室のように「室」と書かれていると、部屋のように区切られている空間になります。
つまり家事をする部屋ということですね。ある意味書斎と同義語と言って良いと思います。
ただし、書斎というと、パソコンや読書などのイメージが強いかと思いまが、家事室だと、また雰囲気が違いますね。
そして、家事コーナーというと、コーナーなので、一角というイメージですね。
つまり、部屋になっていないオープンスペースに設けられた家事をするスペースということになります。
家事コーナー、ママコーナーは何をする場所?
何をする場所かを考えていきましょう。
そもそも「家事って何?」と知りたくなります。
家事(かじ)は、掃除、洗濯、炊事、買物などの、家庭における日常生活のことである。
引用元:wikipedia
とあります。
ここから考えると、
家事コーナーは、洗濯の一貫として、アイロンをする場所が近いのでしょうか。
あとは家計簿をつけるとか、日記を書くとか。
つまりは、多目的スペースです。
では、ママコーナーは何?
ということですが、ママの趣味空間というイメージです。
例えば、ハンドメイドで何かをつくる場所だったり、本読むスペースでも良いでしょう。
ママが自由につかえるスペースです。
お客様と打ち合わせをしていて思うのは、ママがOKと言えばOKになるケースが多い。
ということです。
我が家もそうでしたが、主導権はママが握っていることが多いです。
最近の世の流れなんでしょうね。
なので、書斎よりも、ママコーナーと呼んだ方が受けが良いということで生まれた言葉でしょう。
家事コーナー、ママコーナーは新築するならつくる方が良い?
「ママコーナーのある家」って言うといかにも注文住宅って言う感じで良いですよね。
あった方がオシャレな感じがします。
ですが、あった方が良いかどうかは人それぞれです。
やはりメリットデメリットはありますので。
家事コーナー・ママコーナーのメリット
メリットは、空間に広がりが出ること。
部屋を増やさずに多目的な空間をつくれること。(省スペースになる。)
リビングで、家事全般をやっている人であれば、家事する場所が固定できるので、生活がコンパクトにまとまる。
というメリットがあります。
また、廊下や通路を使って、カウンターを設置するだけで、家事コーナーにはなりますので、空間の有効活用にもなります。
家事コーナー・ママコーナーのデメリット
オープンスペースにコーナーをつくると言っても、そこにモノを置くことになりますので、ごちゃっとしやすくなるというケースもあります。
主に、家事全般をリビングでしない場合などは、特にコーナーを設ける必要はないとも考えられます。
まとめ
家事コーナーがあった方が良いか、なくても良いかは、そこで何をしたいか?
によるところが大きいですね。
家事コーナーで何かをしたいというイメージが湧かなければ特に設ける必要はないんじゃないかと思います。
逆に明確に、家事コーナーで○○をしたい!というイメージがあるなら是非とも設けたいですねっ!