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宅建の5点免除のメリットとデメリットを考える。有効期限と申込時期は?

宅建得点分布図

宅建 5点免除

宅地建物取引士の試験において、5点免除となる制度があります。

宅建試験の50問中の5問は正解として扱われるので、45問に応える試験内容になります。

メリットだらけに思えますが、デメリットってあるのでしょうか?

そして実際に5点免除を使って、合格した結果を振り返ってみると、

5点確実に得点できるというメリット以上の「本当のメリット」があったと、私は思っています。

 

ここでは、宅建の5点免除のメリット・デメリット

また5点免除の範囲や申請時期、有効期限などを制度の詳細を紹介していきます。

5点免除の申し込み対象者は?

まず、5点免除を受けられるのは、宅地建物取引業に従事している方のみとなります。

対象者の方は、登録講習を受けて試験に合格して、晴れて5点免除の資格を得るという流れです。

 

宅建試験の受験資格は、性別はもちろん、年齢も業務経験も学歴も問われません。

誰でも受けられる試験です。

合格の基準は、上位約15%以内の点数をとることとなります。

なので、その年の問題の難しによって平均点は変わりますので、33点で合格の年もあれば、35点とっても不合格の年もあります。

合格者は受験者に対する割合で出るので、宅建業に従事している人もしていない人も試験的には平等です。

ですが、宅建業に従事している人は、今すぐにでも重要事項説明を読みたい!という方もいるでしょうし、切実な必要性もあります。

そこで、「何かしらの優遇を!」

ということで、5点免除の制度があります。

5点免除の有効期限と申請時期について

5点免除の正式名称は、宅建登録講習です。

申請時期

申請時期は、実施している機関によっても異なるのですが、春頃には終了していうようです。

例えば、日建学院の平成29年度は、

平成29年度 宅建登録講習申し込み受付は4月28日(金)をもって全て終了いたしました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。

出典:http://www.nik-g.com/lessonlist/housing/apply.aspx

とあります。

申込開始時期ですが、2017年9月24日の時点で、LECが2018年度の登録講習(5点免除)の申込を受け付けています。

平成30年度向け宅建登録講習の販売を開始いたしました。お申込をお待ちしております。

出典:http://www.lec-jp.com/takken/kouza/menjo/

早いですね。

平成29年度の試験前なのに、既に来年のを募集しているという速さ。

さすがです。

個人的にはLECさんにお世話になりましたので、ひいき目ではあります。

参考:宅建に独学で一発合格した勉強方法と期間。オススメのテキストは?

有効期限

有効期限は、3年間です。

つまり、宅建の試験に落ちても3回目の受験まで5点免除が適用されるというわけです。

ありがたい制度ですよね。

ちなみに、4回目の宅建受験となると再度、登録講習を受けて5点免除を取得する必要が出てきます。

つまり、宅建業に従事している限り、何度でも5点免除は使えるということですね。

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5点免除(宅建登録講習)を受けるデメリットはあるのか?

デメリットとしてまっさきに浮かぶのは、費用でしょうか。

宅建登録講習を受講するのには費用がかかります。

従事していればタダというわけではないのです。

HPを見る限り、日建学院では、15000円(平成29年度)とあります。

LECでは、12800円(平成30年度)とあります。

というように、実施機関によって金額に差がありますが、費用がかかるというデメリットは考えられます。

 

ちなみに、この費用で言うと、従事している会社によっては、会社を通して申し込む割引制度があったと思います。

お勤めの会社に相談してみると良いかもしれませんね。

その他に考えられるデメリットとしては、、、、

登録講習の仕組みは、

申込→資料が届く→自宅学習(2か月)→スクーリング(二日間)→試験→合格→5点免除

という流れになります。

登録講習に対しても試験があるのですが、ここをデメリットと思う方もいるようです。

自宅学習が2ヶ月もあったうえでの試験ですから難しいのかも?!

と思うようですが、実際のところスクーリングの二日間の授業を寝ないで聞いていれば合格できる内容でした。

この2ヶ月の自宅学習をしっかりやろうと思う方は、資料にパラパラと目を通して完了とし、宅建の本試験の勉強をしていた方が得策です。

宅建登録講習、5点免除の本当のメリット

5点確実にとれるメリット。

私が、合格した時は、33点の合格点に対して、自己採点35点でした。(5点免除の点数を含む。)

5点免除の5問のうち、もしも3問落としていたらアウトでした。

そして、落とさない保証もないわけです。

宅建試験は、上位15%のラインで合格点の線引きをしますが、1点足りずに不合格という人は実に多い仕組みになっています。

宅建得点分布図

出典:https://takkenshi.jp/goukakuten-research-28/

上図は、平成28年度の宅建試験の自己採点結果の分布図(出典:宅建士LAB)ですが、一番多い得点が、34点です。

そして、この年の合格点は35点です。

こう見ると、1点の重みは非常に大きいですよね。

5点免除問題を5点満点とるのは大変ですので、5点免除を取得するメリットは明快です。

そして、私が考える5点免除の最大のメリット「時間」です。

5点免除の登録講習を受けられる人は宅建業従事者です。

不動産業というと、忙しい業界で有名ですよね。。。

必然的に、忙しい仕事をしながらの受験という状況になっているわけですから、試験勉強の時間を確保することが至難の業だったりするわけです。

その中で、5点免除となるということは、5点免除の科目を勉強しないで良いということです。

出題範囲が狭まるわけです。

この科目の勉強時間を完全に省いた上で得点できるという点が何よりのメリットだったと私は感じています。

春から宅建業に従事する方にとっては、いきなりの登録講習の申込になり大変な面もあるかと思いますが、機会があるなら迷わず申込してください。

既に従事されている方は、早め早めに申し込んで進めていくと良いですね。

 

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