春になり暖かくなる気候とともにはじまる新生活。
これからの生活に胸を高鳴らせるところですが、2018年はなんと引越し難民が続出するという話。
引越し業者の人で不足で、引越しが間に合わない可能性があるとのこと。
新生活に間に合わないなんてことがあると大変です。
そうなると、自力での引越しも考えたくなるものですが、、、
「自力って大変そう・・・」
と思いますよね。
確かに大変ですが、距離によっては案外あっさりできることも。
過去に4回、レンタカーを借りて自力での引越しを経験していますので、その経験をもとに、自力での引っ越しの方法やコツ、準備するものを紹介していきます!
自力で引越しをする方法
自力で引越しをすることを全く考えたこともなかったと言う方もおりますが、自力の引越し事態ありえないと思っている方も多いようです。
ですが、実際のところ、自力でも出来ますし、「何が大変になるのか?」を把握していると、自力での引越しがありか?なしか?の判断もつきます。
自力で引越しをする場合にポイントとなる点をみていきましょう。
移動距離
移動距離は最大のポイントですね。僕の場合は、片道1時間程度が最大の距離でした。
1時間程度だと、なんとかなる距離だと思いますが、それでも1日で終わらせるには結構大変な距離感でした。
距離を考えるポイントとしては、「何往復する必要があるか?」を考えることが重要です。
レンタカーの大きさにもよるのですが、一度に運べる量が決まってきますので、できるだけ大きいトラックを借りるのがベターです。
もちろん軽トラックでも可能は可能ですが、その分往復の回数が増えてしまうと辛いものがあります。
その為、出来る限り往復を少なくするように積み方を工夫していくと良いと思います。
また、レンタカーを借りる場所ですが、引越し元で借りますが、搬入が終わったら元の場所に返す必要がありますのでその手間も考えないといけません。
ただし、ワンウェイレンタルと言ってレンタカーの乗り捨てが出来るサービスもあります。
借りたところと違う場所で返却できるサービスです。同一都道府県内や距離によっては、別の場所へ返却する手数料が無料となる場合もありますので、前もって検討しておくのも大事なコツですね。
もっとも、友人に手伝ってもらう場合やバイクや車がある場合などは、もともと借りた場所で返す方が最適という場合もありますので併せて検討しておくと良いでしょう。
運ぶのが大変なものを把握しておく
引越しで運ぶのが大変なものは実はそんなに多くはありません。大物といえば、
・冷蔵庫
・ソファ
・洗濯機
・テレビ
・たんす
・ベッド
・机
・自転車
などがありますが、特に大変なものは、冷蔵庫だと思います。
その他のものは、分解できますし、ソファに関しても大きいですが、重さ的にはなんとかなるレベルです。
洗濯機も大きさはありますが、重さ的に冷蔵庫に比べると楽ですね。
イメージできたら自力で引越しはできます!
移動距離と運ぶのに大変なものが見えれば、自力で引越しするイメージも湧くかと思います。ここでイメージできればクリアできるでしょう。
後は、何人でそれが運び出せるか?1~2人手伝ってもらえれば、自力で引越しできます。
実際に僕も手伝ってもらったのは、1人か2人でした。その分謝礼を渡したこともありますし、ご飯をごちそうしたこともあります。
自力で引越しをするコツと準備するもの
自力で引越しする時のコツと準備するものをまとめていきます。
コツを押さえてその為の準備があるかないかで、引越しの大変さは俄然変わってきます。
厚手の毛布
あるとないとで全然作業効率が違うのが厚手の毛布。
「何に使うの?」と思うかもしれないですが、実に様々な用途に使えます。
まず、台車の代わりに使えます。重たいものを毛布の上に乗せて引っ張ることでかなり移動時間と労力が節約できます。
それ用のキルティングマットもありますが、耐久力とすべりやすさ的には厚手の毛布がベストだと思います。
そして、軽トラックに積み込んだ後には、ショック吸収の為の養生としても使えます。
テレビを運ぶのも、ダンボールを運ぶのも、洗濯機を運ぶのも何でもスムーズに運べますのでかなり重宝します。
軽トラに装備するコンパネ
軽トラの再度に立てるコンパネです。
これによって、ダンボールを重ねて積み込めますので、一度で運べる量が圧倒的に変わります。近場だから複数回往復すればよいかな?
と思っていると、その一往復が、引越しも後半になってくると思っている以上に大変になってきますので、一度で運べる量というのは重要なポイントになってきます。
もちろん、ロープでの固定も併用して安全に運ぶこともポイントになります。
粗大ごみの処理
粗大ごみに関しては、業者に頼んで捨てるのと、市区町村役場の粗大ごみ処理を活用するのでは価格が全然違います。
もちろん公的に処理した方が安いのですが時間がかなりかかります。引越し準備に併せて早め早めで処分するものは処分しておいた方が良いですね。
マンションからの引越しの場合、管理によっては、2~3週間置いてもらえることもありますのでその場合は、市区町村の粗大ごみの手配だけして置いておくというのもありでしょう。
そうでない場合は、真っ先に手をうつべき内容とも言えます。
ダンボールの調達方法
節約目的で自力で引越しを検討している場合、ダンボールは無料でもらってきたいものですね。
ダンボールの定番は、スーパー、ドラックストア、コンビニエンスストアなどでもらえます。
ちなみに、ダンボールを購入することもできますが、購入するメリットは同じ大きさのダンボールが手に入ることです。その結果、トラックに積み込みやすく一回の搬入量が増やせるというのはメリットですね。
養生テープ
大好きです。養生テープ。
コードや細々したものをペタペタペタペタ。とにかくあると便利です。
スリングベルト
実際に3人でソファを吊り上げてみましたが、やってみると出来るものです。冷蔵庫は重いので怖くてできなかったですが、経験者が友達に居ればできそうです。
階段から搬入が難しい場合にあると便利です。
便利ですが、引越し後に使う機会がほぼないので、その場合、冷蔵庫だけとか単品で業者に依頼した方が良かったかなと思ってたりもします。
冷蔵庫だけ業者に依頼する
吊るか依頼するかという話からも派生しますが、冷蔵庫だけ業者に依頼するというのも良いと思います。
戸建てかマンションか、またはエレベーターがあるのかないのかによっても、引越しの難易度はかなり変わってきますが、難易度が高い場合、最も大変な冷蔵庫だけを依頼してしまうのも大事なコツです。
クロネコヤマトの家財宅急便などでも運んでもらえます。
自力で引越しすると楽しかったりする。
自力で引越しするのは、準備と計画をしっかりしておけば、案外できるものです。
もちろん、自力と言っても一人で全部やるとなると、厳しいものがあります。なので友達や兄弟に手伝ってもらうことになると思います。
僕の引越しの中で業者に頼んだのが1回。残りの4回は友人に手伝ってもらって自力でやっています。記憶を振り返ってみると、業者に依頼した引越しは記憶が非常に薄いですね。
友達に手伝ってもらった自力での引越しは、記憶に濃いです。単純に、楽しかったんですよね。
友達とわいわいしながら、「間に合わない~」とか言いながら、疲れて無言で必死になりながら。そして終了後に食事をして、銭湯行って、新居の片付ききらない家の中で埋もれて寝る。
楽しかったなぁと振り返ってみると良い想い出です。
単純に移動の為の引越しか、それとも一つの楽しいイベントとなるか。
自力の引越しには、節約以上に、体験としての価値がありそうです。
そう言った角度から、自力の引越しを計画してみるのもおすすめです。