住宅ローンが通らない!!!
という状況って結構きついですよね。。。
家が欲しいのに買えないという気持ちはもちろんのこと、
プライド的にも傷つけられている気持ちになりますし。。。
まして、金融事故って様々な噂も飛び交ってますので、いちるの望みを信じて、様々な情報を集めます。
ですが、実際のところ光が見えるのかどうか・・・。
ここでは、そんな方の為に、実際にブラックリストに載っていても通った話しを紹介していきます。
ブログならではの生々しい体験談ですので参考になるかと思います!
目次
そもそもブラックリストって何??
ブラックリストという言葉はよく聞きますが、実際のところブラックリストって何でしょうか?
お金を借りられない人のリストということですが、全金融期間がそれを共有しているわけではありません。
A社から借りて、A社を踏みだおした場合、A社にそのリストは残っているかもしれないですが、実際のところは分かりません。
では、何で確認しているかと言うと、
信用情報機関が管理しているデータに記載されています。
そこに、事故情報が載っていると、いわゆるブラックリストに載るということです。
3つの信用情報機関
信用情報機関は、3つあります。
その3つのいずれかに事故情報があるのかないのかをチェックすればいつ借りられるかは分かります。
全銀協(全国銀行協会)
通称、全銀協。
これは主に、銀行からお金を借りた場合に掲載されます。
カードローンですとか、消費者金融系のカードなどでは、記載がありません。
CIC
主にクレジットカード系の情報が載っています。
クレジットカードの支払いを怠ったとか、キャッシングしたとか言う情報はここに残ってきます。
地味に注意が必要なのが、スマホやタブレットなどを、分月払いで購入している場合、月々の料金の割引と相殺されて払っていたりするので、借り入れをしている感覚はないまま、買っているケースもあると思います。
ですが、具体的には、割賦販売ですので、実はCICに情報が載っています。
なので、電話代の支払いを遅れているだけと思っているとローンの時に思わぬ痛い目をみることもありえますので、気をつけたいですね。
JICC
主に、アコムとかアイフルとか消費者金融系の情報が掲載されます。
上記すべてに言えることですが、支払い状況や、遅延状況、契約開始日、終了日などこと細かにのっています。
遅れていた場合は、何ヶ月遅れていついくら払ったのかも管理されいます。
ぬか喜び防止の為に、「個人情報閲覧の同意」に注意しよう!
個人情報に、疑いがあってローンが通らない場合でも、事前審査でローンが通ってしまう場合があります。
それは、事前審査で個人情報を見ない銀行があるからです。
その場合は、あっさり事前審査は通ります。
ですが、本審査の時に個人情報を閲覧してアウト!
となりますので、悲しい結果になってしまいます。
個人情報情報閲覧の同意というのは、「個人情報を見ることに同意します。」
という同意が必要になりますので、ネット銀行の場合チェック項目等があるはずです。
個人情報情報閲覧の同意をすることで、はじめて、先程の全銀協、CIC、JICCの情報を銀行が閲覧することができます。
なので、事前審査の時に、この情報にチェックをしたかを確認してください。
個人情報の確認なく、審査通った場合はあまり当てにしない方が無難ですね。
支払いが遅れたから住宅ローンは通らないは半分嘘!!
よくみる誤解で、クレジットカードや消費者金融のカードを持っているとローンが通らない。
さらには、支払いが遅れたことがあると絶対に通らない。
と言うのは半分嘘です。
いわゆるブラックリストを定義すると、異動情報があるかないかです。
異動情報がある時は、住宅ローンはもちろん、クレジットカードさえも全く作れません。
実体験ですが、異動情報が消えた瞬間に住宅ローンも通りましたし、クレジットカードをつくることも出来ました。
なんなら、カードローンもつくれました。
ポイントは、住宅ローンを組めた時にも、遅延をしていた消費者金融系の記録もJICCに残っていたことだと思っています。
遅延をしてカードを使えなくなっていたクレジットカードの記録もCICに残っていました。
さらには、消費者金融に支払いができなくなり個別契約という名の和解をした記録も残っていましたが、それでもローンは組めました。
異動情報って何???
では異動情報って何でしょうか?
個人情報を見ると、【異動】と記載されていることがあります。
異動が記載される条件は、以下のとおり。
・長期にわたる支払いの遅れ(61日以上または3ヶ月以上)がある場合。
・お客様に変わって保証会社が返済したもの
・裁判所が破産を宣告(破産手続きが決定)したもの
出典:CIC
逆に言うと、上記の状態に当てはまらなければ、多少の遅延等があってもおそらく住宅ローンは通ります。
クレジットカードが新しく作れれば通ると考えても問題ないと考えられます。
もちろん雇用形態とか収入額とかは別の話しですが。
異動でも住宅ローンの審査を通るにはどうすれば良いか?
まず、前提として本当に異動となっているかどうかに注目してみましょう。
それは、個人信用情報を取り寄せれば分かります。
全銀協、CIC、JICCいずれも取り寄せられますので不安がある場合は取り寄せてみます。
銀行からお金を借りたことがない場合は、全銀協は取る必要はありません。
取っても記録がないという証明が出て来るだけです。
そして、異動情報の有無を確認してみます。
もし異動情報がなければ、おそらく問題ないので、そのままローン審査してみましょう。
ちなみに、個信(個人信用情報)を取ると、個信を「本人が開示した」という情報が残ります。
残ったから何か問題があるかと言うと無いと僕は思っていますが、残るがゆえに見ない方が良いという話もよく聞きます。
ちなみに、開示したという記録は、開示日より半年間後には消えますので、半年以内に買う予定がなければ全く問題がありません。
異動情報があった時は?
この場合が、最も問題ですね。
こればっかりは、正直どうしようも無いと思います!
実際に消えるまでは何をしてもダメでしたから。。。
リアル店舗がある銀行でもネット銀行でも開示記録が消える半年毎に審査してみましたが、ダメでしたね。
ですが、異動が消えた瞬間にOKでしたので。
なので、異動が消えるまで、おとなしく貯金をして準備をするしかないというのが本音です。
じゃあ異動が消えるのっていつ?
異動がいつ消えるのか?を知っておくのは、重要なポイントです。
5年間ってよく聞きますけど、「いつから5年間か」を明確に言い当ててる人って以外と少なかったりします。
実は、異動が消えるのは、完済してから5年間です。
CICの場合情報の保有期限という形で明記されています。
もしも今、返済中の場合、かつ複数カードがある場合、異動となっている借金を真っ先に返済することが先決です。
その返済が終わってから5年後に異動情報が消えます。
ちなみに、細かいですが、完済月の月末を持ってデータが消えるので、住宅ローン審査をするなら、翌月になりますので焦らないようにご注意くださいね。
なお、現在返済中の方で、多重債務で返済がそもそも辛いという方の場合は、返済の相談を一度弁護士や司法書士などの専門家に聞いてみるのもおすすめです。
金利を下げてもらえたり、返済をまとめる方法を紹介してくれたりします。
私も和解して金利を下げてもらった結果、「個別契約」と個人情報には出ていましたが、それでも異動が消えたら住宅ローンは通りましたし、クレジットカードも作れました。
もちろん、相談するときに、ゆくゆくは住宅ローンも考えている旨を伝えて相談すると最適な方法を紹介してくれるでしょう。
ローンが組めるのは、完済からの時間がポイントですので、一刻も早く完済を目指すのが今取れる方法です。
とはいえ、どこに相談して良いか分からないという場合、エストリーガルオフィスは、借り入れ先が「1件」からでも相談の受付をしてくれます。
よくある過払い請求をするだけではなく、過払い請求ができない法定金利内の場合であっても相談できますので、まずは無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、住宅ローンにおけるブラックリストの考え方と異動について紹介してきました。
過去のカード利用について不安がある方は、実際に調べてみるのが一番スッキリすると私は思います。
後は、調べずにとりあえず事前審査を出してみるという手もありですね。
最後におまけの豆知識ですが、
信用情報機関に登録されている情報は、カード会社から利用状況を、信用情報機関に送りそれが記録される仕組みです。
なので、カード会社によって、利用状況の報告方法がおそらく違います。
というのも、同じように返済が遅れてても異動となっているところもあれば、なっていないところもありました。
それによっても大きな差が出てきますので、カードの利用状況に不安があると言っても実際はどうなっているのかは調べないと分からないということです。
もしも、今、異動で悩んでいる方がこのページをご覧いただいているのであれば、
今買うことは残念ですが、諦めて、異動が消える時に家を買うことを目標に計画しなおすことをオススメします。
5年かけて準備することで、貯金をして住宅ローン額を少なくする事もできますし、それまでに、知識と物件の良し悪しと自分にとっても好みを研ぎ澄ましていくとより良い家に巡り会えますので。
なお、異動じゃないけど、住宅ローンが通らないというケースもあるかと思います。
この場合におすすめの方法をまとめてみましたので、心当たりのある方はご確認ください。
住宅ローンが通らない理由は人それぞれですが、金融機関によっては通るというケースもありますので、もしも通るならばあきらめるのはもったいないですよね。