「引っ越しも終わってリビングに彩りが欲しい。」「母の日や父の日の贈り物は何にしようかな?」
そんな時に、考えたいのが観葉植物。
家の中に緑が1点でもあると生活が潤います。
では、数多くある観葉植物の中で、「おしゃれ~!」と言われるような観葉植物はどんな種類のものがあるのか?
また、飾り方はどのようにしたら良いのか?
ちょっとしたコツを交えてご紹介していきます。
リビングの観葉植物の「種類別」飾り方のコツ!
リビングに観葉植物を飾る時に、まず考えたいのがどのような置き方があるのか?
置き方を考えると、種類と大きさは選びやすくなります。
置き方のタイプは3タイプに大別できます。
「床置き」「棚置き(テーブルなども含む)」「吊るす」の3タイプ。
置き方によって、それぞれ適した種類と大きさがありますので、それぞれご紹介していきます。
「床置きタイプ」のおしゃれな観葉植物
床に置くタイプは、リビングの象徴的な存在感を出しやすいので、比較的大きなものを選ぶとワンポイントで雰囲気ががらりと変わります。
観葉植物は好みによるところも大きいと思いますが、個人的におしゃれと思うものをご紹介します。
ウンベラータ
まず「ウンベラータ」です。
普段から植物を意識していないとなかなか聞いたことがないということもあるかと思います。
実にユニークな観葉植物ですので、一点おいてあるとオシャレ度は高いと思われます。
※画像をクリックすると楽天市場のページで詳細がご覧いただけます。下記画像も同様です。
ここ10年ぐらいの間に徐々に人気が広がってきおり、毎年母の日と父の日の5~6月にかけて、多くの方が検索しています。
その検索数は、年を追うごとに増えてきていますので、注目度がうかがえます。
ウンベラータの特徴は、大きな葉っぱと、曲がった木の幹。
大きさは小さいもので、1mぐらい。大きいものですと、2mぐらいのものになります。
木の幹の曲がり具合は個々によって違いますし、曲がっていないものもあります。
リビングの大きさに合わせて、大きさを選ぶと良いですが、一般的に家庭のリビングですと、1m~1m50cmぐらいのものが良いかと思われます。
リビングが30帖とか天井が吹き抜けになっていて、3mぐらいあるという場合は、もっと大きいものでも良いと思いますが、木の成長を考えると、最初から2mぐらいだと大きすぎるかと思います。
ウンベラータの特徴上、日当たりの良い窓際の方が良いのですが、夏場の直射日光は強すぎるので夏は直射日光が当たらない場所に置くと良さそうです。
また飾り方のコツとしては、部屋の空間の四隅など空いている空間に置くと違和感なく綺麗に飾れます。
オーガスタ
次に、床置きタイプでおしゃれだと思うものは、「オーガスタ」
スタイリッシュな形が特徴で、アジアンテイストのお店やホテルによく飾られたりしています。
オーガスタを「ザ・観葉植物」と思っているのは私だけかもしれないですが、ウンベラータほど特徴が突き抜けることなくオーソドックスな中にもオシャレ度を求めたい時にはオーガスタ。
そして花言葉は、「輝かしい未来」。
母の日、父の日の贈り物ではもちろん、新築祝いにも、もってこいの観葉植物です。
大きさは、1mぐらい~2m近くまで様々ありますので、リビングの大きさに合わせて選びたいところです。
ただし、オーガスタの場合、葉が横に広がりますので、あまり大きすぎるものは注意が必要かと思います。
都内では、1間半間口(幅2m73cm)の家も多いです。
2m近いオーガスタだと幅が1mを超えてきますので、部屋の半分オーガスタなんてことに!?
オーガスタは日当たりの良い場所を好みますので、窓際が良さそうです。
飾り方のコツとしては、1mぐらいのものですと、ソファの脇に飾るとオシャレ感がぐっと上がります。
大きいものですとやはり部屋の四隅の空いている場所に置くと良いでしょう。
「棚置きタイプ」のおしゃれな観葉植物
置き方の二つ目は、棚に置くタイプ。もしくはテーブルに置くタイプです。
棚やテーブルの上に置くには、小ぶりのものが適してきます。
小ぶりの観葉植物も実に多くの種類がありますので、その中で厳選したオシャレな観葉植物を二つ!
テーブルヤシ
名前の由来は、テーブルで育てられるから「テーブルヤシ」と名付けられたそうですが、まさにテーブルに置くにはうってつけです。
ヤシのまさに南国の雰囲気をそのまま残しつつ、テーブルに置ける小さな可愛いらしさが演出されています。
飾り方は、その名のとおりテーブルに置くのが良いですが、対面キッチンの場合は、カウンターに何個か並べておいてもオシャレですね。
キッチンとリビングの空間を繋げながら分けられますので、来客時にキッチンをあまり見られたくない方にはオススメの飾り方です。
テーブルヤシは、直射日光を嫌いますので、仮にキッチンに置いたとしても問題はありません。
コーヒーの木
コーヒーの木は、飲むコーヒーの木と同じものです。
100均などでも売られていて、気軽に置ける人気の観葉植物です。
コーヒーの木のサイズは、小さいものから大きいものまで様々ですが、棚に置くには小さいものがおすすめです。
飾り方のコツとしては、小さいものを「並べて飾る」ことと、「鉢」を工夫すること。
ちなみに、コーヒーの木は、花が咲いて、実がなり、その実からコーヒーを入れることが出来ます。
根気と愛情が必要ですが、自家製コーヒーにチャレンジしてみるのも一興かと思います。
「吊るすタイプ」のおしゃれな観葉植物
置き方の3つ目は、「吊るす」タイプです。吊るしているから置いてない!と言われそうですが、それは愛嬌で。
エアープランツなど、吊るして飾れるタイプの観葉植物もオシャレ度が高く人気ですね。
その中でも特にオシャレだな~と思うものをチョイスしてみました。
ビカクシダ(コウモリラン)
かなりのインパクトのある観葉植物だと思いますので、リビングやダイニングキッチンなどに飾られていると、オシャレ~!と思わず言いたくなります。
和名のビカクシダは、「麋角羊歯」という漢字で書かれるように、葉っぱの見た目が鹿の角に似ているところからきているそうです。
また、コウモリランの由来は、コウモリが羽ばたいているようにも見えるというところからきているとのことです。
ビカクシダを見てまず思うのが、「この植物どうなっているの?」
という疑問。
ビカクシダの株は、木や岩などに着生する性質があります。
なので、鉢に入れる必要がなく、コルクなどの板にくっつけたり、流木にくっつけたりして飾ることが出来ます。
オシャレ度が高いと思われるのは、流木にくっついているビカクシダ。
まるで海辺にいる雰囲気が演出できます。
どんなビカクシダを選ぶかによっても雰囲気ががらっと変わりますが、個人的には、流木+ビカクシダを吊るす飾り方が好きです。
イオナンタ
最後にご紹介するのが、エアープランツのイオナンタ。
エアープランツも、土を必要としない点では、ビカクシダを一緒ですが、こちらは、流木や板は必要ないのでそのまま吊るすことが出来ます。
飾り方のコツは、複数のエアープランツを飾るとカッコイイです。
また、吊るし方を工夫することで、オシャレ感を演出できます。
ガラスビンに入れて吊るしてみたり、上記画像のように挟んでみたり、電球タイプガラスビンに入れるというものもあったりと飾り方も楽しめます。
水やりは週に2~3回程度霧吹きで行いますので、吊るしたままで簡単にできるので安心です。
まとめ
観葉植物の飾り方のコツと、それによる種類をご紹介してきました。
お気に召すものはありましたでしょうか?
植物の中でも観葉植物は比較的育てやすく、普段忙しくて、なかなか世話が出来ないという人でも取り組みやすいのではないでしょうか。
また、緑がある暮らしって心が和みますよね。
忙しい方こそ、リビングをより快適にすることで、リラックスできる空間が広がるかもしれないですね。
リビングを快適に彩る為のヒントになれば幸いです。